高木三四郎という男
しかし、称えるべきはDDT社長兼レスラーである高木三四郎という男。名物興行・路上プロレスや「闘うビアガーデン」など斬新な企画を世に次々送り出す業界屈指のアイデアマンです。
今回の「ぶらり路上プロレス」にしろ、DDT関連コンテンツに触れるたびに湧き上がる「これを仕掛けた高木三四郎はすごい」という気持ち。
『テニスの王子様』界における許斐剛のような存在という理解で正しいのでしょうか。高木三四郎がいたからこそ、DDTは“文化系プロレス”という一大ジャンルとして認知されるに至ったのです。
もっと大社長の考えに触れたい……と2008年出版の『俺たち文化系プロレス DDT』を読もうとしたのですが、まさかの絶版。そ、そこをなんとか!