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【居酒屋テイクアウト番外編 in 新宿】第2回:本格的トルコ料理でケバブ三昧「トルコ料理ボスボラスハサン 新宿2丁目店」

約4分

 オミクロン株の流行が急速に拡大している。1月上旬に東京都内の感染者数が久しぶりに1000人を超えたというニュースが駆け巡ったが、それから約2週間後の1月22日には都内で初の1万人超えを記録。2月2日には2万人を突破した。ただし、昨年9月の全国の重症者数が2000人を超えていたことと比べるならば、今年1月は500人前後と比較的低く推移している。新規感染者数の数字だけを眺めて必要以上に不安を抱いてはいけない。とはいえ都内では21日から蔓延防止重点措置が敷かれ、今後は緊急事態宣言の発令も検討されているという。

 となるとにわかに注目を集めるのがテイクアウトだ。飲食店でゆっくりと食事ができなかったとしても、テイクアウトであれば同じ料理を自宅で楽しむことができる。居酒屋テイクアウト番外編の2回目では新宿2丁目のトルコ料理屋へと向かった。

 今回足を運んだのは新宿御苑駅から徒歩1分の距離にある「トルコ料理ボスボラスハサン 新宿2丁目店」。道路沿いにある中東を思わせる外観が目印だ。看板には様々なトルコ料理の写真が掲載されており、店舗の前に立つだけでも舌舐めずりしてしまう。

 テイクアウトは充実の品揃えだ。トルコ料理の代名詞ともいうべきケバブが、サンドや丼、弁当、ラップ(トルティーヤなどで包むこと)など豊富なラインナップで提供されている。なおケバブとは肉だけでなく、魚や野菜なども含めた中東の焼き物料理の総称。一説によると古代メソポタミアのアッカド語で「焼く」「焦がす」を意味する「kababu(カバブー)」が語源となっているそうだ。

 肉料理のケバブにも様々な種類があるが、有名どころでは串焼きの「シシケバブ」と焼いた肉の塊を削いだ「ドネルケバブ」がある。今回は串を取った状態のぶつ切りの肉がごろりと転がる「シシケバブ」を選び、チキンとラムの2種類を注文した。注文を終えると「15分後にまた来て」と言われたので一旦店外に出て時間を潰し、15分後に受け取りに行った。出来立てを食すことができるのである。

 こちらは「ラムシシケバブ(1200円)」。歯ごたえ抜群のラム肉は実に美味。ピーマンやトマトもほどよく焼かれており、美味しく食すことができた。ポテトも特製ソースとの相性が抜群。サラダや玉ねぎも入っているので野菜もしっかりと摂ることができる。

 こちらは「チキンシシケバブ(1000円)」。肉の種類以外は「ラムシシケバブ」と同じである。プリプリのチキンは噛みごたえが素晴らしい。チキンシシケバブもラムシシケバブも一見すると小さな弁当のように見えるかもしれないが、意外とボリューム満点なのも嬉しいポイントだ。


 世界三大料理の一つとも言われるトルコ料理。そんなトルコ料理を日本にいながらにして本場の味で堪能できるのが「ボスボラスハサン」なのだ。新宿2丁目店の他に市ヶ谷店も構えている。店舗ではパーティーに加え、ベリーダンスのショーも依頼することが可能だそうだ。感染がある程度収まるまではなかなか難しいかもしれないが、ベリーダンスを観ながらトルコ料理をコースで食べてみたいものだ。その日が来るまではテイクアウトでトルコ気分を味わうことにしよう。

店舗情報
トルコ料理ボスボラスハサン 新宿2丁目店
住所:新宿区新宿2-7-2 1F
TEL:03-6380-6412(予約可)
営業時間:11:30~15:00(ランチ)
17:00〜23:30(ディナー)
11:30〜20:00(テイクアウト受付時間)
(感染状況により変更の可能性あり)
定休日:年中無休
(感染状況により変更の可能性あり)

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