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【プ女子の観戦日記】プロレスのヤジ問題の答えが出ない

岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむ組。肝心の鹿島の顔にロープがかかってしまった……。

プロレスのヤジって、どこまでがOKなものなんでしょうね?

12月15日に行われたスターダムの神奈川・横浜ラジアントホール大会に行って、オタクとは……人間とは……という気持ちになってしまった。

観客席から「負けてんだろうが!」

メインイベントでは、STARSの王者である岩谷麻優&鹿島沙希&中野たむ組に、クイーンズクエストの渡辺桃&林下詩美&小波が挑戦。鹿島が得意の丸め込み“起死回生”で渡辺から3カウントを奪いました。現在3冠王でスターダムの中でもトップクラスの強さを誇る渡辺ですが、どうも鹿島とは相性が悪いっぽい。これまで何度も起死回生で敗北しているらしいです。

試合後に鹿島から「学習能力ねーな。今度の後楽園で5回目の起死回生でベルトをいただくからよろしく」と挑発された渡辺は、「調子こいてんじゃねーよ。お前の起死回生には、この先絶対に負けない」と宣言。そのとき客席から「お前、負けてんだろうが!」「(起死回生には負けないと)何回言うんだよ!」とヤジが飛んだのでした。ちょっとヤジの細かいところは間違っているかもしれませんが、大体こんな感じ。

……今こう文章に起こしてみると、プロレスのヤジとしてはあり? なのか? という気もしてきましたが、現場でその瞬間感じたのは、「なんて最悪なことを言うんだ……」というものでした。桃ちゃんに何てこと言うんだよ!?

「負けてんだろうが!」に対して、渡辺が「うるせー!」と言い返した後にも続けたのがしつこく感じたのかもしれない。正直「負けてんだろうが!」に関しては、自分も内心「そりゃ勝ったんだから調子もこくだろうよ」と感じた部分もあったので……。

翌日に東京・後楽園ホール大会にて行われたガンバレ☆プロレスの大会もヤジがちょっと問題になったらしいですね。ヤジ……ヤジは難しい……。

応援上映でもキツいオタクと遭遇しちゃう場合あるね

漠然とした印象ですが、全日本プロレスは、客席のヤジが結構盛んですね。長年のプロレスファンが多いということかしら? ただ選手の名前を叫ぶだけではなく、「もっと動け!」や「休むな!」などセコンドっぽいことを叫んでいる観客も珍しくありません。個人的には、これくらいのヤジは、「元気いっぱい盛り上げてくれているな」と好ましく感じる派です。「つぶせ!」も元気があっていいんじゃないのと感じますが、じゃあこれが「殺せ!」になると……と考えていくうちに、結局何を不快に感じるかは人それぞれという結論に達してしまう。

同じ問題は映画の応援上映でも発生しています。私は、『HiGH&LOW THE MOVIE』が大好きで、応援上映含め2ケタは劇場に足を運んだのですが、自由に発声できるといえど、やはり「それはちょっと……」というラインは存在するし、そのラインは個人の感覚で引かれるものでしかない……。

自分が「あのオタク、ずっとスベッてるな……黙ってくれないかな……」と感じたとしても、上映後にTwitterをチェックしたら、「今日の応援上映、本当に面白い人がいてくれて盛り上がった! 楽しかった!」という感想がいくつもツイートされていたりする。ところで私は一度、ひたすら琥珀さんに向かって、「琥珀よォ! お前には仲間がいるじゃねーか!? 周り見てみろよ! 忘れちまったのか!?」と語りかけるオタクと隣り合わせたことがあるのですが、あの方はMUGEN関係者……? 自分はややウケしましたが、人によってはマジでキツい鑑賞体験だったと思います!

自分にとっては愛あるイジリだったとしても、他の人にとっては、「キャラをけなされた」と感じる場合もあるので、応援上映というものは、とにかく難しい。そして、この難しさについて考えていくと、「応援上映は、ある程度面白くて空気が読める人間以外は周りと違うこと言おうとするのは禁止」という思想に近づいてきてしまって、ああっ……となる。私は空気読めないので、応援上映はちょっと苦手です。

日本人のマナーは向上している

この話題に関しては自分の中でも結論づけることができていませんので、記事の最後で目からウロコな提案をするわけでは全然ありません! 各々がヤジ問題について考えて、それぞれの答えを出してみてくださいね。何も言っていないに等しいメッセージですね。

とはいえ、威圧感あふれる人間と隣り合わせた状況では、ほとんどの人間が調子に乗りづらいと思うので、とりあえず私は体を鍛えるところから始めます……って、そもそも屈強の象徴であるプロレスラーにヤジを飛ばしているんだから、素人が多少体を鍛えたくらいじゃ意味ないじゃん。なので、肉体的ではなく内面的なヤバさ、ひたすら1人で何かぶつぶつ言って突然笑うなどのムーブを繰り返したいと思います。

ときどき意味深長にポケットの中をもそもそするのもいいでしょう。おそらく大体の人間が「こいつが隣にいる間は自分の存在感を消そう」と判断するのではないでしょうか。あっ、でもプロレス会場では独り言がめっちゃ多い人はそこまでレアな存在ではないからな~。たまに遭遇するタイプの奴と思われてしまうかもな~。(問題発言)

ところで昭和のプロレス映像を見ると、興奮した観客が試合中に普通にイスから立ち上がったり、選手に触ろうとしていたりするので結構ビビる。一方、現代のプロレスオタクは、「こういうヤジはいいけど、ああいうヤジはよくないんじゃないか」という言ってしまえばチマチマした問題で真剣に悩んでいる。うん、日本人のマナーは向上しているな!

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