3月16日に日本デビュー5周年企画の第1弾となる4thベストアルバム『#TWICE4』がリリースされ、5月には記念DVD『T・W・I・C・E』も発売予定のTWICE。ONCE(TWICEのファンネーム)にとっては、楽しい一年になりそうですね。そこで今回は、日本デビュー5周年をお祝いしつつ、彼女たちの原点であるオーディション番組「SIXTEEN」をあらためて視聴した感想をつづります。今回の主役は、メンバーの中でも圧倒的な男性人気を誇るTWICEの愛嬌担当・サナについて語ります。
引用元:TWICE OFFICIAL INSTAGRAM(@twicetagram)
摩訶不思議な生春巻きパフォーマンスに心奪われた1stミッション
日本人メンバーのサナは大阪府出身の25歳で、本名は湊崎紗夏。「みなとざきさな」って名前からして芸能人! ちなみに「湊崎」という名字は、全国で300人にも満たない非常に珍しい名字のようです。ありふれた名字の私からすると羨ましいことこの上ない。ラブリーな容姿は、アイドルになるために生まれてきたと言っても過言ではありません。私はミナ最推しですが、サナ(とツウィも)の写真に見惚れることが多々あります。“世界で最も美しい顔ランキング”の常連になるのも頷ける美しさですよね。
明るく前向きな性格のサナは、「SIXTEEN」でも愛嬌を炸裂させます。オープニングでサナは、かっこいいダンスを披露。おお、かっこいい! と思いきや、1stミッション“Are You a Star?”では、審査員でプロデューサーのJ.Y.Parkに生春巻きを振る舞うサナ氏……。発想が予想外すぎて、ギャップ萌え以前に脳の処理が追いつきません。それくらいサナの存在感と可憐な魅力が猛威を振るったパフォーマンスでした。
さらにサナは、「(材料が)有機野菜じゃないんです」と健康志向のJ.Y.Parkに申し訳無さそうに謝罪。これには料理中「何やってんだ?」な表情だった彼も大笑いしていました。審査員と視聴者の度肝を抜いた“生春巻き作り”は、「SIXTEEN」屈指の伝説のパフォーマンスとして今後も語り継がれていくことでしょう。
キューティー&セクシーな魔法少女に魅せられた2ndミッション
2ndミッション“アルバム写真撮影”でも、サナは持ち前のポジティブ思考を見せつけてくれます。カメラマンに「全く動いてないじゃない。ミスコリアのつもり?」と注意を受けた彼女は、落ち込むどころか「少し嬉しかったです。悪くないなと思っちゃいました」と照れ笑い。カメラマンの厳しい一言にめげることなく、個人撮影ではセクシー&キュートな魔法少女に変身してみせました。この1枚の写真で私はサナ沼にドボンと落ちました。
お茶目なポーズが印象的な魔法少女に、審査員を務める雑誌編集者も「妖艶なキャラクターみたい。漫画のヒロインとは相反するイメージを表現できている」と高評価を与えました。同ミッションのサナの審査はかなり早足で放送されたので、他の審査員の意見が聞けなかったのが残念。それにしても、1stミッションといい自分の魅せ方を分かっているサナ、流石すぎる。
「これは本心だよ」芯の強さを見せてくれた4thミッション
4thミッション“チームパフォーマンス公演”で、サナはダヒョンとツウィ、ミニョンの4人でチームを組むことに。しかし、ツウィ以外の2人が練習に参加できず、中間発表ではダンスも歌もバラバラ。トレーナーに練習不足を指摘されてしまいます。この直後にサナは、参加しなかった2人を叱咤。これまで笑顔を絶やさなかったサナが、初めて仲間に怒りをあらわにしたのです。
正直、サナは他人に本音をぶつけるのが苦手なタイプだろうと思っていました。でも、サナはきちんと仲間を叱咤しました。流暢な韓国語で「私が冗談言ってると思った? これは本心だよ」と2人を叱る場面は、本当にかっこよかった。何より怒り方が上手なんですよね。威厳はあるけど威圧感がない。第三者の視点で見ていても不快にならないというか。その後にしっかり4人で話し合って絆を深めるのも、少年漫画のような展開で個人的に大好きです。
引用元:TWICE OFFICIAL INSTAGRAM(@twicetagram)
とくに、素直に謝るダヒョンと彼女の気持ちを受け止めるサナの姿は、まるで姉妹のようで微笑ましかったですよね。このエピソードで“サイダー”(サナとダヒョンのカップル名)にどハマリしたファンは正直に手を挙げて下さい。はい、私です。
愛嬌マシーンの本領発揮! 表情管理まで完璧だったファイナルミッション
そして、ついに迎えたファイナルミッション。第2ラウンドで披露した楽曲『Do it again』では、サナの最大の魅力である愛嬌が爆発! 第1ラウンドでJ.Y.Parkに「発声もダンスも消極的だった」と指摘されたサナでしたが、第2ラウンドはステージを楽しんでいるのが伝わってきました。『Do it again』は、好きな人から告白された女の子の気持ちを表現しているのですが、同ステージのサナの表情はまさに“舞い上がる女の子”そのもの。「やっぱりサナの笑顔は最強だな」と再確認できるパフォーマンスでした。
メンバー選出後の挨拶では、「ステージでは中途半端な姿をファンに見せてしまい、事務所の先輩にも未熟なパフォーマンスを見せてしまいました」と反省するなど、誠実な一面も見せたサナ。J.Y.Parkはサナをメンバーに選んだ理由を語らなかったものの、TWICEが売れたキッカケを作ったのはサナなんですよね。大ヒット曲『CHEER UP』のサナのキリングパート「Shy Shy Shy」の発音が「可愛い」と大きな話題を呼び、TWICEは初めて音楽番組で1位を獲得。この快挙の後、TWICEは一気にスターへの階段を駆け上がったのです。
今回「SIXTEEN」を視聴し終えても、現在のサナに対するイメージが変わることはありませんでした。彼女はとにかく可愛くてポジティブで、太陽のような明るさで周りを照らしてくれる人です。もちろん成長した部分はありますが、約7年も芸能活動しているのにブレないってすごいですよね。リアルに恋してしまう“リアコ”製造機・サナの魅力と底力をあらためて感じました。明るくて優しいサナちゃん、大好きです。これからも、太陽のような笑顔と人柄でメンバーとONCEを照らしていってね。