ONCE(TWICEファンの名前)の皆さん! 3月16日についに4枚目となる日本盤ベストアルバム『#TWICE4』が発売されますね! 個人的には「I CAN’T STOP ME」と「Alcohol flee」のJapanese ver.が楽しみです。そして4月には、待望のドーム公演も開催される予定で、2022年も大忙しの予感がするTWICE。今回も彼女たちの活動が上手くいくようにと願いを込めて、TWICE爆誕のキッカケであるオーディション番組「SIXTEEN」の感想をつづっていきます。第4回でスポットを当てるのは、TWICEのダンシングマシーン・モモです。
ONCEの皆さんもご存知のとおり、「モモりん」ことモモの本名は平井ももで、京都府生まれの25歳。最年長のナヨンとは1歳差で、ジョンヨンとサナとは同い年です。TWICEの中では年長組になりますが、妹気質な甘えん坊で、ダンスをバリバリ踊りこなす姿とのギャップが魅力的なメンバーですよね。個人的には、韓国語はゆっくり話すのに、日本語を話すときはハキハキとした関西弁になるところも面白くて大好きです。
引用元:TWICE OFFICIAL INSTAGRAM(@twicetagram)
モモは開始直後の1stミッションで、当時13歳だったタイ人の練習生・ナッティに負けてしまいます。その後、ナッティに勝負を挑むもまたも負けてしまい、視聴者に「ナッティに負けた子」というイメージを持たれてしまったように思います。モモのダンスはもちろん素晴らしかったのですが、ナッティのダンスの独創性とスキルは目を見張るものでした。何より13歳という年齢とのギャップが、審査員でプロデューサーのJ.Y.Parkの心に強いインパクトを与えたのでしょう。私もナッティには底知れない才能を感じましたから。
そんなイメージもあって、開始早々から苦難の道となってしまったモモの「SIXTEEN」。しかし、第4ミッション「チームパフォーマンス公演」1回戦では、モモのパワフルな歌声とセクシーなダンスが炸裂しました。ずっと自信を失っていた様子のモモが、力強いパフォーマンスで観客を魅了したのです。
続く2回戦では、J.Y.Parkの楽曲「Swing Baby」にのせたステージを披露。1回戦でJ.Y.Parkに「感覚を表に出せていない」と指摘された表情も、きちんと改善していました。さらに間奏部分のソロダンスでは、笑顔で投げキッス! 脱落がかかったステージで、思う存分実力を発揮できる人がどれだけいるでしょうか。自分に与えられた役割をしっかりとこなし、反省点をすぐに改善できるモモはやはり努力の天才なのだとあらためて感じました。
しかし、この第4ミッションで、モモは観客投票によって脱落。この結果を受けて、J.Y.Parkは「1ラウンドよりも2ラウンドが、2ラウンドよりも3ラウンドが良かった。誇りに思うよ」と彼女の進化を認め、「本当に脱落するレベルじゃない」と優しく声をかけました。もうね、嗚咽が漏れるほど泣き崩れるモモの姿に胸が痛むったらないです。BGMが米国歌手・Wiz Khalifaの「See You Again」なのがまた憎い。とても悲しいシーンですが、「SIXTEEN」屈指の名シーンでもありますよね。
その後のインタビューで、「(観客の中に)ファンを見つけて、『私を応援してくれるんだ』と嬉しくなりました」と笑顔で話すモモが健気すぎて何度見ても泣けます。「あれだけ努力してるの見てたら応援したくなるよ!」と当時のモモに言ってあげたい。また、モモの脱落について、J.Y.Parkは「観客投票ではなく自分が審査していたら、モモは脱落していません」と明かしていました。私が審査員でも脱落していないよ! そう叫びたくなるほどに、当時はモモの脱落がショックだった。
そして迎えた最終話では、モモがTWICEの9人目のメンバーとして電撃加入しました。なんというどんでん返し! この時のモモは終始手が震えていて、何度見ても涙が出るし応援したくなっちゃいます。J.Y.Parkは「モモがTWICEに必要だと思ったし、脱落したときは1番心が痛んだ」と明かし、「JYPのトレーナーとスタッフ全員が最も誠実なメンバーにモモを選んだ」と加入理由を語りました。「神様は見ていた」ならぬ「スタッフは見ていた」ですね。忍耐強い彼女の努力と誠実な性格が実を結んだ瞬間でした。
「SIXTEEN」におけるモモの物語は、最もドラマチックなシンデレラストーリーと言っても過言ではありません。そして、現在までのTWICEの歴史を振り返ってみても、モモは必要不可欠なメンバーで、J.Y.Parkの判断は正しかったと感じます。これからも、TWICEのメインダンサーとして沢山の人を笑顔にしてくれることでしょう。愛嬌たっぷりでセクシーなモモりん、ずーっと応援しているからね!