ケータイ時代のゲームをスマホでプレイすると
なんでこんなに激ムズなんですかね?
久しぶりに遊んでみると思い出補正も手伝って時間を忘れて遊んでしまう、ケータイ時代のレガシーアプリと言い切ってしまっても過言ではないでしょう。
そのゲームの名は『元祖糸通し』。
糸を操作して針の穴を通す
糸を操作して針の穴に通すというそのゲーム性はとてもシンプルなものです。
シンプルであるがゆえに、自分の思うようにことが進んでくれないことがむずがゆい。そして悔しさのあまり時間を忘れて針に糸を通そうとしてしまうのです。
ふと我に帰ったときの切なさは、なんとも言えない禍々しくも切ない気持ちに包まれてしまいますが、そんな気持ちを味わってすらなお、「もう一勝負」とスマホをポチポチしてしまうのはなぜだろう。
ケータイだったからこその難易度。スマホでやっちゃあ激ムズよ
ケータイにあってほとんどのスマホにはついてないもの。それはテンキー。もっとピンポイントでいえば決定キーといわれるキー。
ケータイ時代の「糸通し」は、決定キーを押して糸の動きをコントロールするといったものでした。
だからこそなんとか正気を保てる面白さだったわけです。
しかし、これが決定キーのないスマホでの操作となると発狂モノの難しさになってしまうのです。
スマホの場合、画面をタッチして糸を重力から開放させる必要があるのです。これがなかなかに難しい。
…なかなかと言ったな。それはウソだ。
めちゃくちゃ難しいのだ。
慣れればなんとかなるという問題ではない。
なぜならこのゲーム、針の穴は通過本数が多くなるにつれて、短くなっていくのです。
このゲームにきっと“惜しい”はない。
どこまでいってもミスした先にあるのは悔しさだけな気がします。
覚悟を持ってプレイしてください。