都内有数の飲み屋街があり、“せんべろの聖地”としても知られる街・赤羽。現在はコロナ禍の影響により各店舗で時短営業や休業を余儀なくされていますが、そんな中で注目を集めているのがテイクアウトです。居酒屋メニューが自宅で楽しめるほか、飲み屋街ならではのユニークなランチも販売されているとか。中にはネット上に情報が出ていない店舗もあるそうです。そこで筆者が実際に現地に足を運び、全店舗制覇を目指して赤羽の居酒屋テイクアウトの実態をレポートいたします。第1回で取り上げるのは、人気イタリアンのお店「赤バルRETZE 赤羽店」です。
赤羽駅東口から徒歩で約3分、多くの居酒屋が軒を連ねる一番街の入り口近くに「赤バルRETZE 赤羽店」は位置しています。アクセスは抜群。店舗の外観はイタリアンらしくお洒落で、流行りの“インスタ映え”を狙った撮影スポットも用意されています。
テイクアウトのメニューはこちら。人気のパスタやピザをはじめ、全9種類のタパスが選べる盛り合わせセットもあります。ランチにも、自宅でイタリアンを楽しみたいときにもぴったりですね。
今回は定番のマルゲリータ(600円)とタパスの3種盛り合わせ(1000円)、それに名物“王様のたまごパン”(400円)を購入しました。盛り合わせは白レバームースカナッペ、ラタトゥイユ、ほうれん草のバター炒め、を選びました。
注文してから商品を受け取るまで約10分とスピーディーな対応もありがたいです。待ち時間は一度店外に出ることもできるのですが、今回は席も空いていたので店内で過ごすことに。お冷を出していただけて、サービスもバッチリでした。
トリュフと卵とチーズを“黄金率”で掛け合わせたという名物の“王様のたまごパン”は絶品。テイクアウトでは具材とパンの間にシートを挟んであるので、持ち帰りの途中でふやけてしまうこともありません。
マルゲリータは焼き立てを堪能。生地は薄めでモチモチとしており、ジューシーなトマトとバジルを効かせた風味が“定番の味”をより一層引き立てています。何度食べても飽きないのではないかと思います。
今回はランチとして味わいましたが、自宅で本格的なイタリアンを食べたい時にも足を運びたくなるようなお店でした。店内の雰囲気がとてもお洒落なので、感染拡大がある程度収束して気兼ねなく居酒屋に行けるようになったらイートインしたいですね。「赤バル RETZE」は池袋にも店舗を構えているので、折を見てそちらにも行ってみようかと思います。
店舗情報
赤バル RETZE 赤羽店
住所:東京都北区赤羽1-12-4 1F
TEL:03-3598-4383(予約可)
営業時間:13:00~20:00
(感染状況により変更の可能性あり)
定休日:不定休
(感染状況により変更の可能性あり)