HADO 2018 CLIMAX SEASONの戦いがスタート!

DDTプロレスリング両国大会で“竹下と遠藤の物語”は決着がつく! ……のか?

4月29日に行われた後楽園ホール大会での竹下

藤井聡太四段の連勝が話題を呼んだわけですが、プロレス界だって現役大学生の最年少チャンピオン、竹下幸之介が6度の防衛に成功しているわけです。

私が22歳のときなんて、やっとつかまり立ちを始めたくらいの感じでしたが、竹下はその年齢でジャーマンスープレックスとかしているんだから本当に立派ですよね。竹下は偉い。

8月20日に東京・両国国技館にて行われるDDTプロレスリングの大会「両国ピーターパン2017~ピーターパン 二十歳になっても ピーターパン~」のメインイベントで、KO-D無差別級王座をかけて竹下に挑戦するのは遠藤哲哉。

竹下と遠藤の関係が、まるで少年漫画のようで尊いという話です。

両国大会は「殺し合い」になる?

22歳とは思えない落ち着いた佇まいから、プロレスファンの間で「可愛げがない」と言われることもある竹下。そんな彼が、遠藤に対しては冷静さを失うのです。普段はチャンピオンとして相手選手の技や感情を受け止めようとしているのに、遠藤に対しては「両国は殺し合いじゃ!」と言う。首も締める。

DDTでは遠藤がヒールのポジションにあるのですが、竹下の遠藤に対する苛烈さには「こっちがヒールみたいだ」「チャンピオンらしくない」という批判も一部で上がっています。

とはいえ、遠藤もやられっぱなしなわけではありません。7月23日の東京・後楽園ホール大会では、竹下が「両国では正々堂々やろうや」と握手を求めたのに応じず、ツバを吐きかけました。さらに遠藤はシューティングスタープレスを投下し、「プロレスはスポーツじゃねぇ。闘いなんだよ!」と吐き捨てたのでした(そして先述の竹下の「殺し合い」発言につながる)。

4月の後楽園ホール大会では60分時間切れドローとなる壮絶な闘いを繰り広げた2人。今度の両国大会でついに決着がつくのか――。

いまや“宿命のライバル”と呼ばれる2人ですが、実はもともとタッグパートナーです。

遠藤、竹下のために生姜焼きを作る

この辺りは自分がまだプロレスを見る前の話になってくるのですが、私は過去の資料をいろいろ当たってなんやかやするアカデミックな人間なので! 先行研究を大事にするタイプの人間なので!

とりあえず一部で伝説になっているツイートです。

そう、竹下のデビュー戦の朝、遠藤は後輩を気遣って生姜焼きを振る舞ったんです……。しかし、このツイートを見るたびに思うんですけど、「豚肉を生姜焼きみたいにしたやつ」って生姜焼き以外にありますかね?

そもそも遠藤は大変なネクラなので、そんな人間が後輩のために不器用な優しさを発揮したのがすごい。東京スポーツは今年6月、遠藤が所属するヒールユニット・ダムネーションを率いる“カリスマ”佐々木大輔の証言として、遠藤はペットの亀を妹が誤って逃がしたせいで家族と絶縁、社交性がなさすぎてバイトも次々クビになる「究極のネクラ人間」だと伝えています。

参考 【DDT】「KING OF DDT」初制覇!ネクラ遠藤哲哉 ブレークの裏事情

ちなみに今はヒールレスラーとして活躍している遠藤ですが、先輩レスラーの彰人から「遠藤哲哉は今はちょっと反抗期だけど、実は根はものすごくマジメで努力している人間」と暴露されてもいます。

参考 【記者会見】KING OF DDT 2017ベスト4が準決勝&決勝戦を前に意気込み!/入江「溜まりに溜まった借りを返させてもらう」HARASHIMA「すごく強い相手だとわかっているので、この入江戦に集中する」/「こんなに真面目で努力している人間はいない」「体づくり対してすごい真面目」「ドロップキックでも真面目に働いてくれる」…彰人の暴露(?)に遠藤は錯乱!

竹下にコンプレックスを抱えていた遠藤

かつて遠藤と竹下はタッグパートナー。さらにユニット“ハッピーモーテル”に2人とも所属して、戦友と言っても過言ではない関係でした。しかし、竹下は昨夏にも一度、KO-D無差別級ベルトを獲得したのですが、後輩でありながら先にベルトを手に入れて、団体の未来を担う存在として期待される竹下の姿を見て、遠藤はいろいろ複雑な感情を抱え込んでいったようです。

昨年7月の後楽園ホール大会で、遠藤はチャンピオン・竹下に挑戦するも敗北。試合後に佐々木からダムネーションに誘われて、ヒールターンを果たしました。

2人の亀裂の原因には、遠藤がずっと竹下にコンプレックスを抱いていたことがあります。それゆえに1年前、竹下がチャンピオンとして遠藤の感情を引き出すためにぶつけた「舐めんなよ」という言葉が、竹下の想定していた以上にきつく刺さってしまったのでしょう。

両国大会を経て、2人は和解を果たすのか。それとも溝はさらに深まるのか。

まったく予想が着きませんが、オタクは、「なんか漫画みてーな話だな……」と思うのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です