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地獄の育児録 〜イージーベイビーと捻りメガネ編〜

うちの娘はもうすぐ2歳、まあ聞き分けのない厄介な子供。いわゆるディフィカルトベイビーてやつです。

たまに仲の良い友人夫婦がうちに遊びに来たりするんですが、そこの子が1歳ちょっとで、そりゃあもう大人しい子なんです。人見知りもしないし、お昼寝はちゃんとするし、好き嫌いなく何でも食べる。「カボチャだけ食べなくて困ってるのよ〜」とかなんとか言ってましたが、そんなの悩みに入りません。

泣き声にしたってそうです。例えばうちの子が「ずああああぁぁああ!!!!」と、「!」4つ分の声量で泣くとしたら、その子は「あうぅ。」と、「。」1つくらい。友人ママが「待っててね?」とトイレに立っても、ちゃんと大人しく待ってるんです。うちのなんて、「うん!」と、大きな返事をしてそのまま後ろをついてきますよ。

なのに、その友人ママからすれば、うちの子は元気で聞き分けが良い子。まぁヨソの子をあんまり悪く言えませんから、そんなもんかって感じでしょうが、実はこれ、そういうのとちょっと違うんです。

うちの子は、友人ママの前では本当に聞き分けの良い子なんです。

外面がいい我が子

うちの子は、どんだけ騒いでいても、どんだけワガママを言って食べ物を床にぶちまけていても、誰かが遊びに来ると、厄介なことに超良い子に変貌するんです。誰に似たのか、外面が良いという奴です。これは友人にだけではなく、外で知らない人に話しかけられても同じです。

「良い子になるんだからいいだろ」って話なんですが、それがそうでもないんですよ。だって人前でずっと良い子だったら、ディフィカルトベイビーに苦しめられる僕の苦労を誰もわかってくれないじゃないですか!

いや、真面目な話、うちの子が外で大騒ぎして地面に転がり回って周りに迷惑をかけたとするじゃないですか。そのときに、「元気があるのは良いことだよ!」とか変な慰めの言葉を言われるより、「うわぁ〜大変な子っ! ヤバッ!!」って言われた方がまだマシなんですよ。

つまり、日々の苦労を認めて欲しいわけです! 「頑張ってて偉いね!」って言われたいんです!

だから、我が子には家で見せているヤバさの片鱗を見せつけて欲しいんです。「あっやヤベーなこいつ」って、友人夫婦に言ってもらいたいんですよ。

娘、たこ焼きパーティで魅せる

その日も、娘が投げ散らかしたヨーグルトを拭くために地面に這いつくばっていると、友人夫婦が我が家にやってきました。娘は友人夫婦の顔を知っているので、玄関まで走って迎えに行き、「えへへ」と笑顔をこぼします。

友人パパ
うお〜出迎えありがとう! かわいいねぇ!

そりゃー可愛いでしょうよ。2歳足らずの子が走って来て「えへへ」ですもん。絶対かわいい。僕が仕事から帰ってもそんなんしたことないですけどね。

その後も、僕たちがタコ焼きパーティを始めても娘はパンをかじって大人しくしています。そして、たまに冷ましたたこ焼きを小さく切って口に運んでやると「にへ」と笑顔を見せる。

友人パパ
かわえぇ〜!
友人ママ
これだけ感情表現できるとかわいいねぇ〜!

いやいやいや、普段ならこんなんありえません。

焼いている最中のタコ焼きに手を伸ばし、それを叱ると大泣き。僕の皿に取り分けたタコ焼きを勝手に触っては熱がって大泣き。一生懸命冷ましたタコ焼きをあげれば、マズイと床に投げ捨てる。娘の本当の感情なんてこんなもんです。

しかし、それをいくら口で説明しても、友人夫婦はイージーベイビーを持つただの幸せ者なので「またまた〜」と、信じようとしない。

その後も、娘はブロックを組み立てては「できった!」。エルモ人形の頭を撫でては「かぁいいねぇ」。と、友人夫婦の前で良い子を演じ続けます。

友人、身内になる

「まぁ大人しくしてんだからいいか」と、僕がいかに厄介な子どもかの説明を諦めた途端。雲行きが変わってきました。

突然、友人パパのメガネを奪って、遠くに放り投げたんです。友人パパが「ダメだよ〜そんなことしちゃ」と注意しながらメガネを取りにいくと、娘は再びそのメガネを奪い、今度はツルを曲げてはいけない方向に曲げ始め始めました。

どうやら、長時間一緒にいたため、友人夫婦のことを“身内”と感じ始めたみたいなんです。

いいぞ! これぞいつもの娘!

お前のヤバさを見せつけてやれ!

友人パパ
やめて。壊れちゃう壊れちゃう!

それでも娘はお構いなしにメガネをネジり上げます。友人パパがなんとかメガネを奪うと「ぬああぁあああ!!!」と大声を出す。困った友人パパがメガネを差し出すと、ネジる。

最悪のループに入りました。「いや〜お前の娘たいへんだなっ!」このセリフが飛び出すのは時間の問題です。娘も「ぎぃはははっ!」良い感じに悪魔のような笑い声を上げています。

娘がメガネをネジっては、友人パパが困る。そんな攻防が1分くらい続いたでしょうか?ついに、友人パパが僕に向けて言葉を投げかけます。

友人パパ
いや、ニヤニヤしてないで止めてくんない?

・・・・・・確かにっ!!!

僕は自分の娘のヤバさを知って貰うという願いが叶ったことで、大事なことを忘れていました。それは正しい教育、人の道を教えるということです。娘が過ちを犯したとき、娘が他人のメガネをネジり曲げようとしたとき、僕はそれを止めなければなりません。それが教育、それがと人いうものなのです。

友人パパのこの一言には、正しき父親像を教わりました。本当にありがとう。

ちなみに、この夫婦は帰り際「いや〜マジでヤバかったね」と言い残し、去って行きました。

「ヤバい」頂きました!!

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