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宮城PR動画とはなんだったのか

中学の頃、下ネタがおもしろくてしょうがない時期があった。あったでしょ。

男子校だったこともあり、よく一緒にふざけ合っていた教師の授業のときなど教師が「抜く」とか「かく」とか言うたびに皆で肩を震わせて笑っていた。「立つ」もやばかった。

しょーもない話だが、もう、耳に入るすべてのワードからエロい連想をせずにはいられなかった。

もちろんそんな時期は長くは続かず、ほどなく僕たちは「やり過ぎ」なんて言葉にもピクリともしない強靭なメンタルを手に入れた。「近藤さん」とか言われたって平気だ。そうやって男は大人になっていく。壇蜜が出演する宮城県のPR動画が炎上しているらしい。「あっという間にイケちゃう」という東京から宮城へのアクセスの説明が「性的暗喩ともとられる表現」なんだそうだ。

これ系のクレームには「お前の連想がエロいだけなんじゃないの?」と思ってしまうことが多い僕だが、今回の動画を見て驚いた。ひどすぎる。「宮城、行っちゃお」と耳元で壇蜜にささやかれ、ご当地キャラが鼻血を流すなんていうコロコロコミックみたいなことやってるんですぜ。

わざわざ唇のアップを多用するなど、壇蜜をエロスの記号としてしか見ていないことにもいち壇蜜ファンとして憤りを感じる。いったいいつの時代の壇蜜の使い方だよ。

つい先日もサントリーのビールのCMで「肉汁いっぱい出ました」「元気良すぎやん」「しゃぶるのうみゃあ」「コックゥ〜ん! しちゃった」というセリフが性的だと炎上し、公開中止となった。広告代理店には中学生が多いんだろうか。公開中止の是非も叫ばれているようだがそんなことどうでもよく、「まだそんなところを卒業できてない大人がいるのか」という感想しかない。

性的な表現自体は否定されるべきではない。僕らの周りには性に関するメタファーがあふれている。性的な感情を喚起することが全部ダメなら、美人やイケメン、マッチョを起用することもできなくなる。

今回のケースは、性的な表現だとか都合のいい女性像だとか女性蔑視などの問題ではなく、単に「おもしろい」のレベルが低すぎる人がCMを作ってしまったということだろう。真面目な場面で「一万個」という言葉が出てきて喜んでいたのは中学生までだ。いや、小学生かも。誰かに一生懸命「一万個」と言わせるが如き上記のCMを見て(制作サイドの)複数の人間がおもしろいと思ったことが信じられない。

でもこれって、エロに限った話ではないよね。いわゆるユーチューバーたちの動画にも同じことを思う。いろいろ過激なことにチャレンジしているが、倫理観の問題以前に「それおもしろいの?」と。自治体の観光課や、広告代理店の人間が、ユーチューバーレベルになってしまったのだとしたら、恐ろしい話だ。

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