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地獄の育児録 ~ドラえもん のび太の宝島観に行ってきた~

普段クソやかましい2歳半の娘だが、なにかを食べているときとアニメを見ているときだけは大人しい。

もちろん、テレビの見過ぎは良くないので気を付けてはいるが、我が家は、Amazon prime、Hulu、Netflixの3つの動画配信サービスに加入しているので、その気になれば一日中子どもを黙らせることができる。

もし、1つのアニメに飽きて騒ぎ出しても、違うアニメを見せればすぐに元通り。テレビ画面に釘付けになる。

特に「ドラえもん」がお気に入りだ。急に「パパはー?」と騒ぎだし、僕がかまってやると、「違う! のびちゃんの!」とキレだすことがあるくらいのハマリようだ。

このままだと、パパという概念は、野比家のデブに持っていかれることになってしまうかも知れない。

ほかにも娘はミッキーのレーシングアニメ「ミッキーマウスとロードレーサーズ」や、謎のアメリカン子ども向け番組「ウミズーミ」、謎のアーティスティックアメリカン子ども向け番組「クリエイティブギャラクシー」にもハマっている。

どこへ遊びに行っても厄介極まりない娘だが、上記の理由から、「映画館なら行けるんじゃね?」という淡い期待を以前より抱いていた。そこで僕は、たまには妻を育児から解放するべく行ってみたよ、映画「ドラえもん のび太の宝島」。これでしばらく夫婦間でのイニシアチブも取れるはず。

ドラえもんにハシャぐ娘

映画を観に行くと娘に告げると、どうやら理解できたようで「きゃ~っきゃっきゃっきゃ!! ドラえもん面白いねぇ!」と金切り声でしきりに叫び、非常に嬉しそうな様子。

駅に向かう道中も、「ドラえもん見にいくねぇ」「ドラえもんおもしろいねぇー」とまるで小学館の広告塔のように、商店街のみなさんに宣伝を続ける。

電車内でも、窓の外の鳥を見つけては、「お空とんでるねぇー、ドラえもんみたいだねぇー」。
僕を見ては、「パパのメガネはのびちゃんみたいだねぇー」など関係ないものをドラえもんに結びつけて無理矢理プロモーション。

ピンクの椅子を見て「イスは、ドラえもんの青じゃないねぇ」とルール無用の自由過ぎる発言が飛び出す始末だ。映画館で騒がないかすごく不安になった。

しかし、こんなに喜んでいるのに引き返すのも忍びない。家に戻ってガッカリする妻も見たくない。下手したらイニシアチブを握り返されてしまうかもしれない。チケットも買ってしまっている。念のため後ろの端の席を取ってあるため、最悪の場合は途中退席すればいい。

とりあえず入館し、黙らせようとポップコーンを買ってやるも、娘は“映画が始まる前に食べきってしまう”という成人の映画館あるあるをぶちかます。おかわりを要求してきたので、仕方なく持参した「1才からのかっぱえびせん」の小袋をポップコーンカップに足してやっても、「ポップコーンがいい」と喚きながらすごい勢いで平らげてしまう。やむなく、もう1袋かっぱえびせんを投入し、なんとか黙らせることに成功した。

いよいよ上映開始。予想通り娘は「ドラえもん のび太の宝島」に夢中になる。「宝箱だねぇー」「宝箱たくさんあるねぇー」「宝箱すごいねぇー」と、ドラえもんよりものび太よりもジャイアンよりもスネ夫よりもしずかちゃんよりも、娘の心を掴んだのが宝箱だったのは意外だったが、まぁ喜んでいるので良しとしよう。

ドラえもんが面白い・・・

それにしても、この「ドラえもん のび太の宝島」が面白い。いつものように、ジャイアンとスネ夫にバカにされたのび太が、これまたいつものようにドラえもんにムチャを言うお決まりのストーリーなのだが、のび太の喜怒哀楽の激しさや人間臭さには本当に惹き付けられる。「今回の映画は大人も楽しい」という前評判通りの作品だ。

航海中、突然海賊に襲われビビりまくるのび太。しかし、しずかちゃんがピンチになると、誰よりも早く立ち上がる姿は、メチャクチャにかっこいい。ああ、自分のためではなく、人のために強くなれる男というのはのび太のことを言うんだな、、、のび太の男気に心を奪われていると、娘がある一言を漏らす。

_人人人人人人人人人人_
> ウミズーミみたい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

・・・やばい、飽きていらっしゃる。

_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> ウミズーミがいい!ウミズーミ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

こいつ…チャンネルを替えられると思っていらっしゃる!!

今はドラえもん見よう? ね? ウミズーミはお家に帰ってから! ね?

沢野

_人人人人人人人人人人人_
> ウミズーミがいい! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

_人人人人人人人人人人人_
> ウミズーミがいい! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

_人人人人人人人人人人人人人人_
> ウミズゥミィイイィイイ! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

ドラえもんが上映中の映画館に、謎のアメリカン子ども向け番組「ウミズーミ」の名前がコダマする。

やばい、周りの視線を感じる。このままではさすがにほかの観客に迷惑だ。ロビーへ退散してもまるで泣き止まない。ポップコーンを作る機械を眼にして、一瞬動きを止めるが、ウミズーミが勝ってしまったのか、再び騒ぎ出す。10分ほど経過してもまったく泣き止む気配はない。僕はやむなく映画館を後にすることにした。

帰りの電車の中でも、娘のウミズーミ熱はとどまることを知らず、「ウミズーミ」という言葉を連呼する。30分以上かけてなんとか家に到着し、転がりながらドラマを観ていた妻を押しのけ、テレビを念願の「ウミズーミ」に切り替えると、ようやく娘は泣き止んだ。まだ昼過ぎにも関わらず、僕の身体はとてつもない疲労感で覆われていた。

妻に映画館での苦労話を打ち明けてストレスを軽減しよう。そう思って、コーヒーを入れた瞬間のことだった。娘が絶対に言ってはならない一言を口にしたのは、、、

_人人人人人人人人人人_
> ドラえもんがいい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

絶対言うと思ったんだよ!!

あー連れ去られたしずかちゃんがどうなったのか気になるぅー…

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