いとわズ

地獄の育児録 〜デモ編〜

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約4分

もうすぐ2歳になる娘。そこそこ言葉もわかるようになってきましたし、そこそこ空気も読めるようになってきました。

と言っても、空気を読んで大人しくできるようになったワケではありません。

_人人人人人人人人人人人人人人_
> 今ならワガママが通じる! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

状況を把握したうえでワガママを言うようになったということです。

駆け引きがうまくなった!

例えば、僕らが寝かせようとする雰囲気を作ると、先手を打って「アンパンマン(アンパンマン見せろ)!」と命令してきたり、「バナナ(バナナ食わせろ)!」と、要求してきたり…。こちらが断れないタイミングを見計らって仕掛けてくるんです。

要は駆け引きが上手いんです。人狼とかが得意なタイプですね。

ヘタに断ると暴れ出してテンションが上がり、余計寝なくなってしまいます。なので、いつも後一話のアンパンマン、もしくは後一本のバナナを仕方なく与えて、満足させてから寝室に連れて行くことになる。

家の外でもそんな感じ。例えばスーパーでも、アイス売り場の近くに行くと「チューチュー!(クーリッシュのカルピス味を買え)」と大騒ぎするんです。

それも周りに人がいる頃合いを見計らって。まぁ、一度でも与えてしまった僕の弱さも原因なんですけどね…。

一人でデモ行為

ある日、僕が会社で仕事をしていると、妻からLINEで画像が送られてきました。

170808 sawada 01

マンションの玄関で、倒れ込む娘の画です。LINEは続きます。

アイス売り場の前でわめきだして、無理矢理マンションまで連れて来たら倒れて動かなくなった

なにそれ?大丈夫なの?

たぶんデモなんだと思う。

急いで帰ります

頑張って仕事を終わらせ電車に乗ると、またLINEが届きました。1通目から1時間後のことです。

170808 sawada 02

おそらく、この写真はマンションの部屋の前。まだ粘っているようです。

まだやってんの!?今から電車乗るよ!

ここからの粘りがスゴイ。フゥーフゥー言って興奮してる

急ぎます

それから30分後、家に着き玄関を開けると妻の大きな声が聞こえてきます。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”zekkyo.png” name=”沢野妻”]
捕まえて!
[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”sawasawa.png” name=”沢野”]
え?
[/speech_bubble]

娘は、対応できずにまごまごしている僕の足下をすり抜けて猛ダッシュ。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”zekkyo.png” name=”沢野妻”]
あ〜逃げられた
[/speech_bubble]

焦って娘を追うと、開けることができなかったのか扉の前で倒れ込む娘の姿が…

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”sawasawa.png” name=”沢野”]
これがデモ行為・・・
[/speech_bubble]

持ち上げるようとすると泣き叫び、手を離すと倒れて動かなくなる。手の施しようがありません。

結局、アイスではなく桃が入ったヨーグルトで手を打ち、娘のデモは幕を閉じました。

子どもの長所を見る

子どもの良いところに注目すれば、どんな大変な目にあってもなんとか精神を保つことができます。

今回、紹介したい娘の長所は

「デモ作戦は体力を使いすぎるためか、あれ以来1度もやってない」

学習能力はあるんですよね。

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