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出版業界の人ってお金持ってるんですか?【編プロ社長が答えます<第6回>】

Q
出版業界の人ってお金持っているんですか?
出版社の社員は年収すごいらしいですけど、出版社もピンキリですよね?
編プロとかフリーの人は、基本お金ないと判断してOKですか?
婚活中で、「出版業界で働いています」という方と知り合うことも多いんで、正直知っておきたいです。

社長

「マスコミ業界」ということであれば、テレビ局も広告代理店も含まれるので給料はいいんでしょうけど、「出版業界」の年収がすごいなんて聞いたことないよ?

悪いことは言わないので「出版業界で働いています」なんて人はおやめなさい。以上。

や、ほんとにこれだけで回答が終わりそうだけど、それじゃあんまりなんで、ちょっと調べてみました。

『会社四季報』でおなじみ東洋経済新報社刊『業界地図2018年版』を見ると、業界別の40歳時モデル平均年収が載ってます。第1位はコンサルティング業界で1240万円。平均年収ベスト50に7社がランクインし、M&AキャピタルパートナーズやGCAなんて2000万円超え。平均ですぜ平均。

2位は総合商社で1115万円。伊藤忠とか丸紅、物産ね。3位が放送で866万円。テレビ局です。4位海運、5位メガバンク。自動車は9位。10位が医薬品。21位パチンコ・パチスロ。23位広告。24位ゲーム。27位Webサービス。

社長

おいおい出版全然出てこねえぞ。

31位医療機器、34位電子部品ときて……36位、ようやく出版業界が588万円でランクインしました。

ちなみにこのランキングは全63業界での順位です。63業界中36位……。まあ、でも、これって平均年収が有価証券報告書に記載のある企業だけだから、全部の会社入ってるわけじゃないし! 実際小学館とか講談社とか入ってないし! でも条件はどの業界も同じなわけで、平均なんだからそれなりに意味はあるよね……。

とまあ正直、出版業界というくくり自体に高収入の匂いはしませんが、小学館や講談社、集英社の三大出版社はそりゃあお給料いいですし、東洋経済新報社、ベネッセ、学研など上位企業はこういったランキングでよく名前を見ます。有名な出版社なら結婚していいんじゃないですかね。わかんないですけど。

で、編プロは基本的に下請けなんで、そんな好条件なんて望むべくもありません。ただ、会社の規模が大きくない分、会社ごとのばらつきはあると思います。フリーの方はさらにそれよりも小規模なので、個人間の差は大きいですよね。一概にどうとは言えない。

マスコミ、出版業界はいまだに人気業界と言われます。就職も狭き門です。なんか業界人って感じするし。でも、やっぱり仕事は不規則だし、ハードだし、それでいて薄給だし、という側面はあると思います。他の業界に比べて離職率も高いという話も聞きます。少なくとも、安定を望んで飛び込む業界でないことは確かです。

そのかわり、一発当てればデカイというか、自分のアイディアを仕事に落とし込みやすいぶん、個人の能力・実績でどんどん道を切り開くことができる業界でもあると思うんですよね。そこに未来がある。それはクリエイティブな仕事全般に言えることです。

そうそう、出版業界が斜陽だと言われて久しいですが、確かに雑誌は売れなくなり、出版物の売上は十数年連続で下落傾向にあります。ただ、出版業界はただ印刷物を作っているだけではなく、Webコンテンツ作ったり、電子書籍に目を向けたり、そのためのプラットフォームを開発したり、映像等の他メディア展開を手がけたり、キャラクタービジネスをやったり、紙以外のものを売ったり、いろいろやってます。いろんなことができるんですよ。

社長

これまでやってきたやり方しかできない人間が立ち行かなくなるのはどの業界だって同じ。出版業界が特に可哀想なわけじゃないからね!

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