人は簡単に育児ノイローゼに陥ってしまいます。
夫の仕事が忙しいがために、一人でディフィカルトベイビーを育てるママさんもたくさんいると思います。それはそれは大変なことでしょう。
そこで、『すべてのディフィカルトベイビーを持つママさんへ〜子育ては地獄だから大丈夫〜』と題して、大変な子どもはたくさんいるよ! あなたの家だけじゃないよ! Facebookやブログは、良いところばかり切り取ってるだけだよ! 腹が立つったらないね! ってことを、僕の体験談をもとに伝えていきたいと思います。
少しでも共感してくれたり、コイツよりはマシだなって思ってくれたら幸いです。
今回はスマホ育児について。
スマホ育児、やっちゃうよねぇ
「スマホ育児だと? 眼にも悪いし、何より愛を感じない! 自分たちが生んだ子を手抜きで育てるって何事だ!?」
みたいな風潮。まぁ、わかりますね、できればスマホは使わずに子育てしたほうがいいです。それで済むならそれが1番。
でも、そんなに都合良くはいかないのが現実です。仕方なく、仕方なくスマホを見せてしまうこともそれはありましょう。そうでもしないと、洗濯もできないしご飯も作れない。
「何いってんの! うちらの時代はスマホなんてなかったのよ! それでも育てられたってことが十分証拠になるでしょう!」
みたいな上の世代のかたの意見。これは全然わかりません。なぜなら、自分でもおっしゃっておられるように、その時代はスマホなんてなかったんですから。
そりゃ、スマホを使わずに育児をしたことでしょう。
でも、今はある。今の赤ちゃんたちはスマホがあることを知っているんです。「スマホから何か面白そうな映像が流れてるなー」って赤ちゃんも思っているんです。
おぎゃあ!んぎゃあ!うぎゃあ!
(スマホ見せろ! スマホ見せろ! スマホ見せろ!)
と、おねだりしてきよるんですよ。
だって知っちゃってるんだから。一昔前の赤ちゃんなら、絵本を見せたりおやつをあげれば泣き止んでいたのに今の子は無理。赤ちゃんも現代人だということですね。
けっこう許される風潮になってきた?
先日、スマホ育児について討論している番組を見ました。「どうせスマホ育児の悪口言うんだろうな-」と思って見ていたら、意外や意外。スタジオの雰囲気はスマホ育児、わりと賛成派。「少しくらいはしょうがないよねー」という感じでした。
これは良いですね! 素晴らしい流れです! この風潮、大事にして行きましょう!
ご飯を作るときとか、見せないと邪魔で仕方ないもの
うんうん。わかるわかる。
だいたいうちらも使っているのに、子どもは使っちゃダメってよくわからない
ほんとその通り! スマホを使いこなすのも勉強のうちですから!
もちろん限度ってものがありますし、あくまで目的は良い子育て! その為に料理もしなければいけないし、洗濯もしなければいけない。電車で騒いで周りに迷惑かけてしまうのも、それはそれで教育上良くない。
ウソはやめようよ。ウソはさ・・・
そして発表されたのが「1日のうち、あなたは子どもにスマホをどれぐらい見せますか?」というアンケート結果です。
…ぜっっっったい!!!!!!
うそ!!!!!
数分が3割? そもそも数分てなに? 5分とかってこと?
だってスマホ見せるのって基本的に泣いてるときですよね? 泣いてなかったら見せる必要ないですよね?
なのに、泣き止んだ5分後にスマホ取り上げてたら、もう一回泣かないですか?
泣き止むほど強烈な力を持つスマホを取り上げて、耐えることができるほど赤ちゃんて自制心ないでしょ。いや、大人でもそんなない。
そんな自制心あったら、朝からパチンコに並んでるおっさんも、3日でダイエット辞めちゃうOLも、5000ペリカでビール買っちゃうカイジも存在するはずないんですよ!!
みんな欲を抑えることができないから世の中うまくいかないんですよ! だから面白いんですよ!
ということで、数分は絶対ウソ! 10分〜30分もややウソ! 30分〜60分にもウソが混じってます!
もう見栄を張るのは辞めましょう。見栄を張るから、お隣の奥さんが危機感を感じて見栄を張り返してくる。そうなるとまたこっちが見栄を張らなければいけなくなる。このループがいけないんです!
奥さん、ゲロっちゃいなよ。ほら、ほんとは1日1時間ですって。
ゲロっちゃえば楽になるぞ。奥さんがゲロっちゃえば、隣の奥さんだって実は2時間なんですって素直になるぞ。それが正しい世界ってやつじゃないのかい?
小さな見栄や欺瞞で成り立つのが人間です。それはもうしょうがない。完璧に正直に生きることってすごく難しい。だからこそ、子どものことぐらい素直に生きようじゃないですか。
ちなみにうちは、平日2時間、土日は3時間です。
…長過ぎ、反省します。
子供の長所を見る
最後に、僕の育児において我慢の秘訣を1つ。それは子どもの良いところを見てあげること。
今回紹介したい娘の良いところ、それは
「よくわかんないメーカーのタブレットを嫌がり、iPadを選ぶ」
です。良いものを見る眼、養われてますね〜。