いとわズを運営するHEWが配信する電子書籍に登場する名キャラクターを電子書籍、コミック担当浅野が淡々と紹介。
全部は紹介しませんよ? 紹介するのはほんの少し。淡々と淡々と。
今回は、好評配信中のひとコマシリーズの中から、二階堂正宏の『人生のひとコマ漫画』をご紹介。
漫画の表現形式のひとつ。1つの絵で表現を行なう漫画です。
代表例は、新聞の政治面などに掲載される政治を風刺した漫画。世界的に広く利用されており、あの凄惨な事件があったフランスのシャルリー・エブド社の風刺画もひとコマ漫画といえます。
現在、漫画といえば1ページの中にいくつかのコマで構成され、数ページに渡ってストーリーを展開させていく、いわゆるストーリー漫画が主流です。
そのストーリー漫画が確固たる地位を確立する前には、漫画といえばユーモラスなイラストを使った「ひとコマ漫画」。いわゆる「カートゥーン」が主流だったのです。
やや、業界の端っこに押しやられていますが、一目見るだけで〝プッ〟と吹き出してしまうもの、ジックリ眺めていると…〝あれ? こんな意味だったのか!〟と、思わず膝を打ってしまうような味わい深い作品がたくさんあります。
そこで不定期になりますが、「今日のひとコマ漫画」シリーズとしてご紹介していきます。
虹は鳥さんの休憩所
「こんなに美しい休憩所があるなんて鳥さんがうらやましい。
てなわけで、私のベンチも虹色にしました。現在の忙しい毎日を過ごす皆さんにとって絵本や漫画は心の休憩所です」
『人生のひとコマ漫画』著・二階堂正宏より
ブラックユーモアの鬼才が描く「ひとコマ漫画」
二階堂正宏といえば、日本漫画家協会賞を受賞した、嫁姑問題を描いた『極楽町一丁目』や、知る人ぞ知る人格破壊型漫画『鬼平生半可帳』など、ちょっとクセのある漫画が代表作として挙げられますが、ひとコマ漫画でも『幸福論』や『兵隊さん物語』など数々の作品を発表しています。
今回の作品は、ブラックユーモアの鬼才にしては、かなり大人しい(?)ほっこりするものです。
万が一、物足りないと感じたならばぜひ本編をご覧下さい。ここでは紹介できない内容のものも多々ありますので…
[box class=”box26″ title=”『人生のひとコマ漫画』”]
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[cell]二階堂正宏
平安後期の鳥羽僧正のお『鳥獣戯画』にはじまり、鳥羽絵や浮世絵、大津絵、北斎漫画。明治期のポンチ絵、そして現代のひとコマ漫画へと続いてきた、漫画の伝統を絶やしてはなりません。
青少年の諸君には「ひとコマ」の漫画の世界も知って欲しい!
ブラックでジワジワくるナンセンス漫画の巨匠・二階堂正宏氏。の世界観に一度ハマったらもう抜け出せない…はず。
※笑いすぎにご注意ください。[/cell]
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