今さら人に聞くのは恥ずかしいという感じ、わかります。
ゲーム、音楽、電子書籍など、スマホ1台あれば暇つぶしは完璧!
さまざまなコンテンツがスマホの中に溢れかえっていますが、Androidスマホの場合、アプリであればGoogle Playでまず探すという人がほとんどでしょう。
アプリは無料に限るって人も中にはいますが、試したいアプリの無料版がない場合、いきなり有料アプリを購入するのはちょっとおっかない気がするのも事実。
有料アプリを購入してよくあることといえば
→「思ってたものと違った」
→「間違って買っちゃった」
というケース。今回はGoogle Play上でそんなミスを犯してしまった際の対処法を紹介します。
有料アプリを購入したけど…返金はできる?
有料アプリを購入したことがある人なら1度や2度くらい間違って購入したとか、買ったはいいけど思ってたのと違った、むしろ動作しなかったなんてこと、あるんじゃないでしょうか。
結論からいうと、Google Playで購入した有料アプリは払い戻しが可能です。
つまり、間違って購入しちゃったからといってしょぼくれる必要はないのです。
スマホからでもパソコンからでも払い戻し操作は可能
コンテンツ選びはほとんどの場合、その手に持っているスマホやタブレットから行われているかと思います。
ただ、人によってはパソコンのブラウザから特定のスマホやタブレットを指定してアプリを遠隔インストールしているというケースもあります。
そのため、スマホでの払い戻しの方法と、パソコンからの払い戻しの方法をそれぞれ紹介していきます。
スマホ・タブレットから払い戻しを行う方法
スマホやタブレットの払い戻しの方法は非常に簡単。Google Playにアクセスしたら購入したアプリのインストール画面を表示します。
有料アプリ購入後、2時間以内であれば払い戻しボタンが表示されます。
払い戻し → はい と順にタップしていくと、払い戻しは完了します。
ブラウザ(パソコン・スマホ)から払い戻しを行う方法
スマホにアプリをインストールしてから2時間を経過すると、払い戻しボタンは表示されなくなってしまいます(代わりにアンインストールボタンが表示)。
この場合はパソコンまたはスマホのブラウザからGoogle Playにアクセスして、払い戻しを行う必要があります(画面はパソコンブラウザのGoogle Play)。
スマホ・タブレットと同一のGoogleアカウントでログインしたうえで、Google Playにアクセスしたら画面左中央付近にあるアカウントをクリックします。
アカウント項目が表示されたら、その中から『注文履歴』を確認して目的のコンテンツを探します。目的のコンテンツが見つかったら、コンテンツ欄右端にある︙ → 問題を報告するの順にクリックしていき…
「オプションを選択」の項目の中から該当する問題を選択します。
一言ある場合は問題について説明文を記述して送信をクリックすると払い戻しリクエストを送信することができます。
払い戻し対応は48時間以内が基本
有料コンテンツの払い戻しリクエストは48時間以内となっており、それ以上経過している場合は払い戻しは困難となってきます。また、ブラウザ経由で払い戻しリクエストができない場合はリクエストフォームから払い戻しの対象かどうかを確認することができます。
48時間を超えてしまった場合は…
アプリをインストールしたまでは良かったけれど、忙しさのあまり触れる機会がなく48時間を経過してしまったというケースも可能性としてはあるかもしれません。
48時間過ぎてしまったらいかなる理由でも払い戻しに応じられない…とも限りません。直接アプリの提供元に問い合わせることで払い戻しに対応してくれる可能性があります。
スマホ・タブレットの場合は対象のアプリページ下部にあるメールを送信するから開発元に問い合わせることができます。
ブラウザ経由の場合もアプリの詳細ページ下部、開発元の欄に記載されているメールアドレス宛に払い戻しをリクエストする旨の問い合わせが可能です。
ただし、開発元側が払い戻しに応じてくれるかどうかは、納得させるだけの内容が必要となるため、払い戻し対応は難しいといえるでしょう。
また、有料アプリの払い戻しは1アプリにつき1度限りとなっています。そのため、何度も同じ有料アプリをインストールしては払い戻しする…ということはできません。
その他のGoogle Playコンテンツの払い戻しについて
Google Playにはアプリのほかに、Google Playムービー&TV、Google Play Music、Google Playブックスなどさまざまなコンテンツが揃っています。これらのコンテンツも状況によって払い戻しを受けることができます。
Google Playムービー&TVの場合
有料動画コンテンツの場合、未視聴かつ払い戻し期間内であれば払い戻しリクエストを行うことができます。日本の場合は購入日から7日間までとなっており、動画自体に欠陥や視聴できない場合、説明通りに動作しない場合は購入日から120日以内であれば払い戻しリクエストが可能です。
Google Play Musicの場合
定期購入ではなく曲単位、アルバム単位で購入しているケースの場合、購入から7営業日以内であれば、正常に動作しない場合のみ返品できる可能性があります。
Google Playブックスの場合
購入した書籍が読み込めないといった場合はいつでも、それ以外は購入から7日以内であればほとんどの書籍を返品して全額払い戻しを受けることができます。
そうですか、全額・・・全額!?
ちょっと理解が追いつかなかったため、Googleサポートに直接電話して聞いてみました。
問い合わせてみた結果、間違って購入した場合などが払い戻しの対象となるようです。7日間以内に読み終わったから払い戻ししようなんて考えてても、それは当然無理な話です。
今も昔もアプリ以外の払い戻しはアプリ以上に払い戻し条件に合致しているかどうかが重要となりそうです。
Google Playのレビューに目を通してみると、ときおり“購入したのにアプリが動かなかった、金返せ!”なんてぷんすか怒りをにじませているレビューを目にすることが多々あります。
有料アプリの購入に関しては記述こそないものの、2時間は試用時間と考えてもよいでしょう。身近に有料アプリの購入で失敗したと嘆く人がいたら、そっと払い戻しができることを教えてあげるといいでしょう。
今回の教訓
有料アプリ購入後、2時間以内ならスマホのGoogle Playアプリから払い戻しが可能です。2時間を超えてしまっても、48時間以内ならブラウザからGoogle Playにアクセスすれば、払い戻しリクエストを行うことができます。それ以降は開発元次第!