美しい女性が黒髪をバッサリ切って坊主頭にする衝撃的なCMで注目を集めた歌手「ICONIQ」。
昨年「伊藤ゆみ」に改名して女優として再スタートを切った彼女ですが、アレ? こんな感じの人だったの!? と、ちょっと意外な一面を見せていました。16日(15日深夜)放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ〜スター近況(秘)報告〜」に出演した彼女。もちろん坊主頭ではないのですが、どうしてもICONIQ時代の印象が強く、ミステリアスでちょっと近寄りがたいようなイメージがあったので、深夜のトークバラエティーに出演すること自体が意外。
さらに、話し始めると「出たかったんです。喋りたかったんです。この頃は喋っちゃいけないみたいな感じだったから。でもすごい喋るの好きだし、お笑いとかも好きだし」と目を見開いて、身振り手振りも大きく熱弁する姿がこれまた意外。
司会のネプチューン名倉潤から「この番組より、ほかにチョイスする番組とかに出たらええのに」とたしなめられ、「まぁ、まずはココから始めてみて…」と笑顔でぶっちゃけてツッコまれる姿には、もうICONIQの名残はほとんどなし!(もちろん良い意味で!)。
在日韓国人ですが生まれも育ちも鳥取県で、韓国語は話せないという伊藤ですが、日本で芸能界デビューするよりも前からK-POPアイドルグループ「Sugar」のAhyoomi(アユミ)として活躍。好きなアーティストのライブを観るために韓国を訪れた際にスカウトされたそうで、親の反対を押し切って中学3年のときに単身渡韓し、過酷なレッスンに耐え抜いてデビューの夢を勝ちったんだそうです。
韓国の芸能界は日本とはシステムがちょっと異なり、デビュー前にはスパルタ教育のトレーニングが課せられるんだとか。完全寮生活で朝はランニングから始まり、学校から帰ってきたらダンストレーニングやボイストレーニングなどをみっちり。「そのスパルタ教育に耐え切れた人だけがデビューできる」というものだそうです。
デビュー前は給料はもちろん出ず、寮生活なので食事などは与えられるものの、それでもスタイルの維持が求められるためにかなり制限されていたのだそうで、空腹をしのぐために「銀杏拾って食べてました」という伊藤。
そうして晴れて2001年にデビューを果たすと、一気に売れっ子に。その給料の支払われ方も日本とは違って、年1回、寮費や経費などを差し引かれた報酬を手渡されるのだとか。
「すごい色んな番組に呼んで頂けるようになって、CMとかレギュラー番組とかも決まって一気に入った」という時の最高年収はなんと「○億円」! 詳しい金額は伏せられましたが、現金払いだったそうで、手渡された数億円の札束を「ワーッてやってみた」と浴びたんですって。
しかもその給料の管理を任せていた親が投資に成功。購入したマンションの価値がその後、地価の高騰で10倍にまで上昇したんだとか。そろそろ売り時では? の声にも「もうちょっと待ってみようかな」とニンマリ。来年の平昌オリンピックでさらなる地価高騰も間違いなし!?
いやー、夢がありますなー。