[box class=”box3″]生きていると大変なことがいろいろあるね! いとわズ編集部のスタッフたちが抱える悩みを、編集部きってのホラー好きである原田がオススメ作品を紹介して解決。優しさあふれる回答ぶりを見てくれよな。[/box]
編集長:子どもが小学生になり、小生意気どころかクソ生意気になり、嘘をつくようになってきました。家では妻のブチギレ度合いも半端じゃありません。姉弟ゲンカも増えてきて、喧嘩両成敗よろしくゲンコツをお見舞いしようとすると今度は妻に僕が怒られてしまいます。
どうにかなりませんかね?
『屋敷女』を見ろ!
原田:腹が立つのも生きていればこそ。「生命は尊い」という気持ちでいれば、家庭内のすべてにおおらかな態度で接することができるはず……。仏ホラー『屋敷女』を見て、生命の誕生に思いを馳せてみましょう。
原田:主人公は、出産を翌日に控えた妊婦サラ。自宅に侵入した見知らぬ女が、巨大なハサミを手にサラに襲いかかってくる――。ちなみに7月13日より、同作品をリメイクした『インサイド』が日本公開されます。
原田:お腹の赤ちゃんを守るため、必死で戦う身重のサラ。クライマックスの出産シーンは、レンタル版だと規制のボカシの嵐でなにがなんだかではありますが、お産は命がけのことだなぁと世の中の母親たちに手を合わせたくなる気持ちにさせられます。いやー、母は強し! やられっぱなしだったサラが反撃に転じるシーンが熱いです。
原田:『屋敷女』を見れば、「大変な出産を乗り越えた素晴らしい妻、素晴らしい妻から生まれた素晴らしい子どもたち」という気持ちで家族に接することができるはず。そんな父親の心構えは、きっと妻子及び飼い犬にも伝わり、家庭円満まちがいなし。
原田:もはや一家団欒ムービーと呼んでも過言ではない『屋敷女』ですが、残念ながら、残虐描写が激しすぎるためにR-18指定をかけられているんですよねー。公開された各国でレイティングが実施されているので、やっぱり妊婦が酷い目に合う作品は世界的にだめっぽい!
原田:ちなみに、一家全滅の物語を見れば、家族を大切にする気持ちが自然と沸き起こるのでは? とも思いました。その場合は、こちらも激しすぎる残虐描写が話題になった『セルビアン・フィルム』がオススメですが、単なるエログロを超えて鬼畜とでも言うべき嫌な描写が満載なので、もし気になった場合は始めにあらすじをチェックしてから見たほうがいいかもしれません。
実はグロ好き編集長に原田の思いは果たして届くのか?
つづく…