[box class=”box3″]生きていると大変なことがいろいろあるね! いとわズ編集部のスタッフたちが抱える悩みを、編集部きってのホラー好きである原田がオススメ作品を紹介して解決。優しさあふれる回答ぶりを見てくれよな。[/box]
チャロス:ダンスが好きすぎるあまり、夜中なのに部屋でドタバタ踊ってしまう癖があります。以前住んでいたマンションでは、深夜1時半にインターホンを鳴らされました。迷惑なのはわかっています。だけどどうしても体が動いてしまうんです…。
ドラマ「トリハダ」を見ろ!
原田:ちょっと意地悪なことを指摘してしまいますが、チャロス君も階下の住人が明らかなヤクザ者だった場合は、さすがに深夜のダンスを控えるんじゃないでしょうか? つまり隣人に対する恐怖心を高めれば、自然と「余計な恨みを買って惨殺されたくない」いう気持ちになり、部屋でじっとするようになるのでは。騒音が原因で起きた殺人事件もあったしね!
原田:チャロス君は、フジテレビで2007年~2009年に不定期放送されていたドラマ「トリハダ」を見てみましょう。5分間ほどの短編を集めたオムニバス作品なのですが、「幽霊は出ない」「超常現象は起きない」「音楽で恐怖を煽らない」「過度な演出はしない」「日常から逸脱しない」の5つのルールをもとに制作されています。そのためエンタメ的な派手さはないものの、「ひょっとしたら自分の身に似たようなことが降りかかるかも……」と思わせる、日常と地続きのイヤ~な感じがあるのです。
原田:よくある話のパターンは、ひょんなことからヤバい奴に目をつけられてしまうというもの。そして、“ひょんなこと”というのは、「落とした物を拾い集める人を見かけて『ダサッ』と独り言をつぶやいてしまう」など、確かに褒められたことではないけれど、命を狙われるほど恨まれるような行為かと言ったら微妙なレベルだったりします。
原田:もしかしたら、ダンスの音からヤバい人に目をつけられてしまったりして……。マンションを舞台にしたストーリーも多いので、隣人への恐怖はさらに高まることでしょう。幽霊は出てこないんだけど、ヤバい奴役のどの役者さんも夢に出そうなほど顔が怖いんだよな!
原田:ちなみに今回紹介するにあたり、改めて「トリハダ」について調べていたところ、実質的な続編と言われている「カクセイ」というドラマが放送されていたことを初めて知りました。しかも主演は、大好きな橋本愛ちゃん。良いことを知れました。チャロス君、ありがとう。
ドラマ「トリハダ」を見ることで、チャロスは迷惑かけずに生活できるようになったのか?
つづく…