彼女の浮気を疑って破局した芸能人が復縁を迫って見事に撃沈する様をお昼の全国ネットで見せてしまう「バイキング」。これぞ下世話な芸能エンタメの極地!(あ、もちろん最大級の賛辞です)
さあ、コウメ太夫さんと加藤悠さんのドロ沼愛憎劇(?)がいよいよクライマックス! といっても、おそらくほとんどの人がまったく興味がない、あるいはご存じないでしょうけど、「でも、やるんだよ」とばかりに2人を直接対決させてしまうのがバイキング。
白塗りじゃないからパッと見では誰だかわからないコウメ太夫さんと、テレビに出るのは今回が初めてというアイドルレスラーを3日間連続で出演させるという、通常の情報番組なら無謀というか暴挙でしかないことでも、興味本位で平然とやってのける見世物小屋的精神はさすがです。
もはや苦笑いする以外の選択肢なし
2人のこれまでのゴタゴタを知らない方にはコチラをお読みいただくとして、6日放送でついに最終決着。前日放送でコウメ太夫さんが加藤さんに復縁を迫るもグダグダになってしまい結局、時間オーバーとなっていたため、そのリベンジの場となりました。
前回の反省を生かし、今回は手紙を読み上げたコウメ太夫さんですが……
「『FLASH』に出る前はお互いにうまくいっていたけど、僕にも嫉妬があったとはいえ、彼女にも言動や納得いかないところがあったので、彼女につい嫌な思いをさせたのかもしれない。ここで本当のことは言えませんが、私の心を傷つけることも多々ありました。でも、彼女に愛情があったから今日まできました。仕事も全部辞めて、結婚する、子どものこともするという言葉を信じて今日まできました。僕が悠さんを支えなかったことが原因のようですが、そのことについては僕も反省し直していこうと思います」
ん? なんか様子がおかしいよ? コウメ太夫さん、復縁をお願いするはずでは? 謝り倒さなければいけない場面では?
一応、最後は「2人の愛はこんな程度のものなのでしょうか。僕は違うと思います。もう一度考え直して、将来、結婚に向けて一緒にいけることを望んでいます。復縁したいです」と結んではいましたが、なんか押し付けがましいというか、自分本位というか……ひいきめに見るなら、不器用なんですかね? でも、45歳の中年男性が復縁を願う28歳の元彼女にこれでは……
で、結果はというと、まあご想像の通りです。はい。フラれたショックなのか、チックショー! すら出ることなく、出演者も視聴者もただただ苦笑いの昼下がりでございました。