松居一代は一体どんな事件に巻き込まれているのかと思いきや、フタを開けてみたら夫・船越英一郎との夫婦問題だなんて……。
まあ野次馬にとっては平和な芸能スキャンダルで一安心でもありますが、渦中の船越さんはというと……。
中島らも伝説。衝(笑)撃のやりとり
5日放送のNHK「ごごナマ」は、MCの船越がなにかいうのでは? とマスコミ関係者が大注目。
結局のところ、まあ当然ですが松居のことや離婚調停の話などは出ずじまい。しかしこんなときに平静を装って司会をしなければならない船越もしんどいでしょうが、共演者の美保純や阿部渉アナウンサーもお気の毒。
そしてほかならぬゲストの松尾貴史も、ウッカリ余計なことをいってしまわないようにと気を使ったことでしょうねぇ。
ところで、松尾が語っていた中島らもさんの話。らもさんといえばアウトローな小説家でミュージシャンで、アルコールやドラッグにおぼれて最後は酔っ払って階段から転落して亡くなってしまった敬愛すべき酔人ですが、そんならもさんが主宰した劇団「リリパットアーミー」の旗揚げに参加したのが松尾。
師と仰ぐらもさんのユーモアあふれる人柄をうかがい知れるエピソードを語っていました。
あるとき、居酒屋でらもさんと2人で飲んでいた松尾は、先輩芸人に絡まれ、立場上言い返せずにいたところ、らもさんはその芸人のところにツカツカと歩み寄り「君はなんや? 君のせいで僕とキッチュは仲良く飲んでたのに座がシラケた。ここの払いは君が払うべきや!」と一喝。
しかしここからがらもさん流で、松尾いわく「僕らの席まで戻って伝票を取って、なぜかチャックを下ろされましてね、体の一部を引っ張り出されまして……先に何でも引っ付ける特技をお持ちだったんですよ、軽いものなら。伝票を先に付けてですね、ぐいぐいズンズンとその乱暴な人のところに進んでいって、『さあ、払え! さあ受け取れ!』」――。