松居一代騒動以降、がぜん注目度が増している船越英一郎司会のNHK「ごごナマ」ですが、10日放送のゲストは感動ソング「お義父さん」で話題のはなわ。
いや、家族愛テーマは今の船越さんには酷すぎるのでは……。
「お義父さん」は、はなわが妻・智子さんの誕生日に贈った曲で、幼い頃に家を去った智子さんの父親に語りかけるような歌詞が「泣ける」と話題に。
離婚問題が泥沼を通り越してカオス状態になってきている今の船越にはなわをぶつけてくるとは……番組開始時から放送事故を連発するなど従来のNHKから脱却を図ろうとでもしているかのような“攻め”の姿勢をみせてきた「ごごナマ」ではありますが、メインMCのスキャンダルいじりとも受け取られかねないまさかのキャスティングです。
観てるこっちがハラハラドキドキな神回
ご丁寧にはなわはスタジオで「お義父さん」を生披露。
船越が「何度も聴いてるんですよ、この歌。なのになぜこんなに泣けてくるのか……男だと来ちゃうね」と涙をこぼしてしまうことはまさに番組側の計算通りでしょう。しかし船越がこの曲を「何度も聴いてる」って、想像するとなんだかこっちが泣けてきます。
トーク部分では、はなわが智子さんと結婚前に遠距離恋愛していたという話で、美保純が「遠距離って燃えるんですね、やっぱり。たまに会うときに『うおー!』って。会えたときが……」って。
うーん、その話は今の船越にとってはギリギリだよ、純ちゃん! さらに阿部渉アナウンサーも「家族想いのはなわさんにとっては、離れ離れというのもちょっと寂しいんじゃないですか?」と追い打ち。だからダメだってば!
普段より口数の少ない船越でしたが、たまに口を開くと、やはりこぼれ出てしまう辛い胸の内。
「僕が(この歌の歌詞で)一番好きなのは、『あなたの娘はたった一度たりとも、あなたのことを悪いようには言ったことありません』。これですね」と目を潤ませると、純ちゃんはすかさず「今、ストレートな表現に弱いですから」とズバリなツッコミ!
船越は思わず吹き出していましたが……いやあ、観ているこちらが気を遣う神回でした。