元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所を退所するというニュースが早朝から全国を駆け巡った19日。
中居正広残留の真意は!? といった無駄に煽る報道もほとんどなく、労いムード一色の報道はこれまでの例からするとちょっと気持ち悪いくらいですが、ここはひとまず寝かせておいて、本日はせっかくですからAKB総選挙ネタで。
今回の総選挙で20位に入った「りりぽん」ことNMB48の須藤凛々花が、そのスピーチの際に突然「結婚します」と宣言。ファンのみならずメンバーたちからも大ブーイングを浴びるという、なかなかの波乱を起こしました。
結婚宣言が飛び出した総選挙。ファンの怒りの例え方も秀逸
須藤といえば哲学者のニーチェに心酔し、自身も将来の夢は哲学者で、昨年には哲学書「人生を危険にさらせ!」(政治社会学者・堀内進之介氏との共著)を出版した異色のアイドル。
そんな彼女が17日に「週刊文春デジタル」で医療関係に従事する一般男性とのお泊りデートが報じられてしまったわけですが、その第一報が出る前に、こうなったら自分で言うてしまえー! と、まあそういう流れです。
「初めて人を好きになりました……結婚します!」って。いいですね。若さですね。
この暴挙に、投票券付きシングルCD(1646円也)を購入するなどして投票していたファンはまさに怒りの「金返せ」状態。ファンの怒りについて株式トレーダー・若林史江氏が株投資に例えた解説がわかりやすかったので紹介しておきましょう。
TOKYO MX「5時に夢中!」で若林氏は、「この子のやったことって(須藤に投資した)ファンからしてみたら、会社が倒産したのと同じようなこと。金掛けたけど、結局この後、活動してくれないってことになれば、お金掛けた意味が全然ない。となると、株で言うと民事再生法とか会社更生法と一緒」だと。
ん? イマイチわかりにくいですか?
そういう方にはマツコ・デラックスによるキャバクラ嬢の例えの方が良いですかね。「自分の応援してるキャバ嬢が『今月ピンチになの。20位以内に入らないとお店でヤバイかもしれない。悪いけどドンペリ開けてくれない?』って言って、いつもはドンペリ月に1本開けるか開けないかの男が頑張って30本開けたとしますよ。で、『ありがとう、どうにか今月20位に入ったわー。ところであたし結婚するんだよね』って言うのと一緒なわけじゃない? そりゃないよ!」
…うん、確かにそりゃないよ!