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夢眠ねむのヲタクがピューロランドに行って泣いたよ。意味深ブログに戦慄したよ。【後編】

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秋葉原ディアステージとサンリオピューロランドのコラボイベント「夢みる☆ディアステージ in サンリオピューロランド」(5月13日~21日)に、今年5年目を迎えるユメミストが行って、パレードを見たりなんやかやしてきました。

今回は後編です。

前編まだ見てない! という方はまずはこちらからどうぞ!

夢眠ねむのヲタクがピューロランドに行って泣いたよ。意味深ブログに戦慄したよ。【前編】

ふざけるなよ、夢眠ねむ

「私はいつか2代目夢眠ねむになりたい」までは5月22日月曜日の夕方までに書かれた文章です。

なぜそんなことを書くのかというと、同日夜に夢眠さんが、でんぱ組.inc脱退を示唆するようなブログを更新したからです。

22日月曜日までの私は、無邪気にこれからの人生もユメミストでいられると思っていたのです。

今年1月に行われた2度目の東京・日本武道館公演で、メンバー皆が「しばらくライブの予定がない」と言ったとき、未鈴ちゃんが「私はでんぱ組を諦めたくない」と言ったとき、不吉な空気を感じ取ったものの、その後メンバーが解散説を否定したことで安心していました。

もちろん夢眠さんも解散を否定していました。解散はしないけど脱退はするって…トンチか! まぁ脱退と明言したわけでもないんですけど。何もわからない。

「何かの拍子に夢眠さんがアイドルを辞めて、芸能活動すら引退したとしても、私はその後の夢眠さんの幸いを生涯祈り続けるし、誕生日である7月14日には1人でバースデーケーキを用意し、ロウソクを立てて食べるだろう」

アイドル卒業の可能性が出て初めて、「卒業後の人生も推し続ける」という言葉がいかに重いものだったか理解します。

果たして私は、アイドルではなくなった夢眠さんの幸福を10年、20年経っても祈り続けることができるのか?

そんなに簡単に宣言していいものなのか?

とりあえず夢眠さんのブログを読んだときに最初に浮かんだのは、「ふざけんなよ」という思いでした。

私の人生における“最愛の女”というポジションに4年以上君臨していたのに消えてしまうのか。これから何を心の糧にしていけばいいのか。

アイドルに理不尽な怒りをぶつけるヲタクはゴミと常々思っていましたが、自分もまったく変わらないので、反省として壁に頭を何度も打ち付けることしかできない……。

大森靖子、かく語る

ブログを読んだ後は虚脱状態になり、ほうほうの体で帰宅。傷ついた心を回復させるために早々に横になった。まったく回復しなかった。この先の自分の人生について考えた。闇だった。

しかし、なんとなく今までのライブパンフレットやチェキ、グッズなどを見返しているうちに多少落ち着いてきたのは、私と夢眠さんが時間をかけて何らかの結びつきを築いていったことは確かな事実だろうと思えたからです。

まぁアイドルとヲタクという、吹けば飛ぶような関係性ではありますが。それでも名前を覚えてもらって、接触イベントの短い間だとしても、いろいろなことを話したなぁ。

私はシンガーソングライターの大森靖子も好きなのですが、彼女はよく「“ファン”という一塊にならないで」ということを言っています。

たとえば1000人の動員のライブだとしたら、大森靖子対ファン1000人ではなく、大森靖子とファン1対1の関係が1000個あると考えてほしいということ。

外から見れば、無数にいるファンの1人でしかないとしても。それでも私は夢眠さんと結んだ関係を大切にしたい。

いずれ年を取って、幼稚園の頃に仲が良かった子の記憶くらいに思い出が色あせてしまったとしても。それでも時々思い出しては懐かしい気持ちになって、「あの子は元気にしているだろうか」と彼女の暮らしに思いを馳せたい。

最高に愛しいぞ、愛する女~!

私は今、ヲタクとして試されている。

推しがアイドルを卒業してもユメミストを貫けるかどうか。さんざん悩み、今はなんとなく「できるんじゃないかな」というテンションになっています。

だって夢眠さん、めっちゃかわいいもん! 愛しいもん!

私はTO(トップヲタ)ではなく、おまいつとも言えない存在感のヲタクでしかありませんでしたが、それでも推しの未来の幸福を全力で祈っている。祈り続ける。

だから推しよ、頼む。これからも夢を叶えて楽しく生きていってくれ。

わがままを言えば、たまにふとヲタクのことを「いたな」程度で十分なので思い出してくれ。できれば私のことも……。

最後に念押ししておくと、別に夢眠ねむは卒業を明言したわけではありません。

それっぽいブログを更新した以上でも以下でもない。ただ、いずれ来るその時に見苦しい真似をしないですむように、あらためて自分のヲタクとしてのスタンスというものを再確認しておきました。

だって愛する女のラストダンスを邪魔したくはないのだ。

〜 fin 〜

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