いとわズ

懐かしFLASHゲーム「こ〜こはど〜この箱庭じゃ?」は今やってみても面白かった

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約2分

「キリ番」という言葉を最後に見たのはもう10年以上前かもしれない…。

学生時代にハマったことのあるモノのひとつにFlashゲームがあります。当時はどことなくホラーなタイプが大好物なお年頃だったこともあって、近しいニオイを感じるものは、手当たり次第プレイしていた記憶があります。

10年以上経った今でもたまに思い出しては検索し、その存在を確認してほっと胸を撫で下ろしちゃったりするわけですが、今回は僕が個人的に、数年ごとに定期的に生存を確認しているゲームの中から「こ〜こはど〜この箱庭じゃ?」を紹介していきたい。

1万人目の訪問者になったところから物語が始まる

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プレイヤーが1万人目のアクセスを獲得したところからこのゲームの物語がスタートします。

2000年前後の時代(以後、当時)は「キリ番報告」なんて言葉があったこともあり、キリの良い数字を踏んだ訪問者はホームページに設置しているキリ番報告掲示板に、アクセスを踏んだことを報告するなんてことが普通だったりしました。

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何もしらないネットユーザーにこのゲームを教えると、「掲示板に書き込めないんだけど」なんて声もちらほらあるほど”それっぽさ”のあるゲームでした。

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ある程度ホームページ内を徘徊していると、ホームページの更新を知らせるインフォメーションが表示されます。このインフォメーションが表示されるまでは、ぶっちゃけどう進めればよいかわからない人も少なくなかったことでしょう。

サイト情報の更新から、ホームページ内にどんどん不穏な空気が漂い始めます。

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当時のホラー系というと、それはもうドッキリ系、ブラクラ系といわれるものがほとんどだったこともあり、このゲームはそれらと比べて遜色ない怖さ…ではありませんでしたが、どことなく生っぽさが感じられる、インターネットでつながる先にある、得体の知れない怖さをゆるく感じることができる不思議なゲームでした。

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当時はなんとなく感じていた怖さが、今プレイしてみるとなんとなくよりハッキリした形で恐怖を感じることができる気がします。

こ〜こはど〜この箱庭じゃ?

この著者について

空閑 叉京
いとわズ編集長でデジタリアン、長崎県佐世保市出身の30代半ば。電脳コイルのような世界を夢見て毎日エアタイピングをキメつつ、唯一無二のHADOファイター&ライターとなるため、イメトレの日々を送ってます。
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