僕は英語ができない。
英語がしゃべれないことで僕が最も困る瞬間はそう、外国人旅行者に道について尋ねられる瞬間だ。
彼ら彼女らはここが日本であるにも関わらず、遠慮なしに英語で話しかけてくるのです。さすがEnglish、グローバルスタンダード恐るべし。
外国人は日本人がさほど英語が達者ではないことをもう少し理解したほうがいいと心の中で思いつつも、これまでは身振り手振りなんとなく、しかし一所懸命に「日本人は親切だ」という彼らのイメージを崩さないようにしてきたわけです。
そして7月14日、電車遅延の影響で大幅な遅刻を余儀なくされつつ、早足で会社に向かっている最中、信号待ちをしている僕に彼らはそっと声をかけてきたのです。
Excuse Me?
・・・キター!!!
外国人旅行者が聞きたいこと。十中八九目的地の進路
外国人旅行者がそこいらにいる日本人に声をかける理由って十中八九目的地への道のりはこれであってますか? っていう確認です。
もし違うのであればナンパです。髪金美女に逆ナンパされたいと思いつつ、僕が声をかけられる相手はたいていオッサンです。
それは別にいいのだけれど、先述の通り僕は英語が喋れません。今回はたまたま、そのまままっすぐ進めば目的地だったため
Go straight、まっすぐ、まっすぐ!
となんとか伝えることができましたが毎回こうとは限らないわけで。
この道をまっすぐとはいっても、目の前に見える道はわりとクネクネしてた。これは外国人旅行者としてもちょっと不安になるかもしれません。
そこで僕は最終兵器を取り出すことにしたのです。
Google翻訳、最強!
そっとポケットからスマホを取り出し、Google翻訳アプリを起動。そしてスマホに向かって僕はこうつぶやいたのです。
するとどうでしょう。僕が発した日本語はGoogle翻訳が英語に翻訳してくれるではありませんか。ほんの一瞬のできごとです。
さっと後ろを歩く外国人旅行者に向かい、この画面を見せたことで彼らは不安そうな表情から一転、安心したような表情を見てとることができました。
このことからわかることはひとつ!
英語ができなくてもGoogle翻訳の存在が頭にあればなんとかなるってこと!
例えば海外旅行にいったとき、カメラが翻訳してくれる
Google翻訳の真価は国内で英語で話しかけられたときに限らず、日本語しか知らないけど海外旅行に行きたいというケースでも大いに役立ちます。
例えば立て看板。
正確性にはやや難こそあるものの、なんとなくわかるような気がしてくる。
カメラボタンをタップすれば、一部のみを翻訳することもできます。
様々な言語に対応していて安心
例えば行先が英語圏ではない場合でもGoogle翻訳がともにあれば安心できます。
アラビア語、ウェールズ語、ウルドゥ語、コーサ語、ズールー語、タジク語、パンジャブ語、ラオ語など言語を並べてみてもおよそさっぱり理解できなさそうな言語の翻訳にも多数対応しています。
海外旅行を計画している人、僕のように外国人旅行者によく道を尋ねられる人、日本語以外は苦手な人、頭の片隅にGoogle翻訳がついていると覚えておけば、声をかけられても困らなくなりますよ。
今回伝えたかったこと
日本語しかできなくてもなんとかなる! 喋って撮ってタイプして翻訳っす!