新聞やサイトなど、どんなメディアにもそれぞれポリシーやしがらみがある。
私たちは日々、そんなメディアの色を斟酌して原稿を書いているが……ときには渾身の原稿がメディアの都合でやむなく掲載されないことも。
そんな、日の目を見なかった原稿を成仏させるべく掲載するのがこのコーナー。
実際に入稿したものの、“大人の事情”で掲載されなかった記事をアップします。
どの部分が(そのメディア的に)マズかったのか、勘繰ってみてください。
真木よう子、ツイッターで嫌悪感をあらわに
女優の真木よう子(34)が、自身の主演ドラマの視聴率をツイッターを公表したことで“女優廃業危機”などと一部で報じられたことに対し反論した。
真木は現在、フジテレビ系木曜劇場「セシルのもくろみ」(木曜午後10時)で主演を務めているが、同ドラマはスタート時から視聴率で苦戦。17日放送の第6回はこれまでの自己最低を下回る平均3.7%(関東地区)にまで落ち込んだ。
それでも真木は当初からツイッターで「私は悲しいんでません。むしろ更に燃えて来ました」などと前向きなコメントを続けているが、一部メディアは、平均視聴率3.8%を記録した第5話が放送された14日に、真木がツイッターでドラマの視聴を呼びかけるために視聴率を公表したとし、その行為がビデオリサーチ社の権利侵害に当たるとして、真木が女優廃業する可能性が高いなどと報じた。
真木はこの報道を受け、20日にツイッターを更新。「此処で、皆様に質問です。 私は『視聴率がこんなに低いからドラマを観てください』 と、懇願したツイートは、ありますか??」と記事に反論。「私は私が犠牲になっても一向に構いませんがね、記事にするなら、ライターさん、お名前をきちんと表示して下さい」と嫌悪感をあらわにした。