新聞やサイトなど、どんなメディアにもそれぞれポリシーやしがらみがある。
私たちは日々、そんなメディアの色を斟酌して原稿を書いているが……ときには渾身の原稿がメディアの都合でやむなく掲載されないことも。
そんな、日の目を見なかった原稿を成仏させるべく掲載するのがこのコーナー。
実際に入稿したものの、“大人の事情”で掲載されなかった記事をアップします。
どの部分が(そのメディア的に)マズかったのか、勘繰ってみてください。
今回は某紙に「先方を刺激したくない時期なので…」と言われ公開を差し控えられた原稿です。
先方を刺激したくない時期なので…
歌手のmisonoが、自身がボーカルを務めた音楽ユニットday after tomorrowの解散理由についてネット上でささやかれているうわさを否定した。
同ユニットは2002年にデビューし、同年の日本レコード大賞新人賞を受賞するなど活躍したが、05年に活動を休止した。一部週刊誌では、歌手の松田聖子が、娘で当時「SAYAKA」の芸名で活動していた歌手で女優の神田沙也加と同ユニットのギタリスト北野正人の交際に猛反対していたと報じたことから、ネット上では同ユニットの活動休止は松田の圧力なのではという臆測があがっていた。
しかしmisonoは28日に更新したブログで、「とある人のせいで『day after tomorrowが解散するはめになった』『あの事件からどんどんdatがダメになった…アレがあったからだ』『misonoはその人の事、恨んでるだろうな』と呟かれてますが…」とネット上のうわさに言及した上で、「休止したのは、まぎれもなく『売れなかったから』なので(笑)『=私が悪い』です!だから、その人のせいではありませんので…」と否定。名前は出さなかったが「なんなら、尊敬してるし!むしろ、大好きなんですけど!」とつづった。