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伝説級のギャグ漫画家・森田拳次が描く名作童話〝ピノッキオ〟【HEW電子コミック紹介】

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約3分

いとわズを運営するHEWが配信する電子書籍に登場する名キャラクターを電子書籍、コミック担当浅野が淡々と紹介。

全部は紹介しませんよ? 紹介するのはほんの少し。淡々と淡々と。

今回紹介するのは『ピノッキオ (HEWレジェンドコミックス)』の脇役キャラではなく、あえて主人公の〝ピノッキオ〟。

なぜ紹介するかは…ナイショ。

漫画なのに〝人形〟の写真が!

本作は、イタリアの作家カルロ・コッローディの児童文学「ピノッキオの冒険」を「丸出ダメ夫」「ロボタン」「珍豪ムチャ兵衛」など1960年代からギャグ漫画で人気を博した・森田拳次がコミカライズした「ピノッキオ」から。

魅力的な脇役キャラにスポットを当てるというコンセプトのもと始めたはずなのに、もうネタ切れなのか主役が登場。

いいえ、これにはワケがある。画像を見れば一目瞭然。漫画なのにピノッキオが本物の人形の写真で描かれている。

全185ページの長編漫画の中で、人形の写真が使われているのはこのページだけ。

だからこその紹介なのだ。この人形は、なんと森田先生の奥さんの手作り! 本作の執筆中に造られたものだという。

さらに「よく出来てるから写真に撮って使ったんだ」とちょっと照れながら教えていただいた

ちなみにこの「ピノッキオ」は、アシスタントを使わずにひとりで描き上げたのだとか。

大迫力の見開き、躍動感溢れるシーン。

一見の価値あり!

[box class=”box26″ title=”『ピノッキオ (HEWレジェンドコミックス) 』”]
原作:コッローディ 作画:森田拳次
1977年に発売された名作漫画を復刻。
——むかしむかし、木靴作りの職人ジェッペットじいさんは、ある日、子どものかわりに木のあやつり人形をつくりました。
人形の名前は〝ピノッキオ〟です。目がクリクリと大きくて、鼻はツンとのび、なかなかにかわいいのに、ジェッペットじいさんの言うことを聞かないヤンチャな男の子。
さてさて、2人はいったいどうなってしまうのでしょう…?
[/box]

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この著者について

浅野修三
古代史が好き。得意分野は日本の歴史。今はなき某有名パチンコ誌でライターデビューを飾り、その後はスポーツ紙・週刊誌などで、ブラック企業への潜入取材から不動産競売、エロ劇画史研究までなんでもこなす、業界一アツイ万能編集者兼ライター(自称)。最近はコミックの編集も!

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