パスワードを覚えているサイトやサービス、実はあんまりないかも。
ネット上のさまざまなサイトでアカウントやパスワードを必要とすることも少なくありませんが、みなさんはそういう場面でどんな使い方をしていますか?
サイトごとにアカウント名もパスワードも変える派、全部同じにしちゃう派のいずれかに分類されるでしょう。
どっち派だったとしても、多くのユーザーがGoogleサービスを使う昨今、Googleアカウント1つでサイトごとのアカウントもパスワードも記録させているということも少なくないでしょう。
よく使うサイトならGoogleアカウントがサッとアカウントとパスワードをセットしてくれて、ログインできて便利なものですが、久々にログインするようなサイトやサービスだと出てこないことがあります。
うーん…これは困った。
ログイン準備不全、Googleが忘れたわけではありません
久々のアクセスすぎて、ログイン画面などのフォームにアカウントもパスワードも自動入力されないという現象、案外よくあることです。
なぜそういった現象が発生するのか、その理由は難しい話になってくるため説明しませんが、決して保存していた情報がなくなったわけではありません。
どこを探せばでてくるか、それはGoogleアカウント情報にすべての答えがあります。
Googleアカウントにログインしている場合、Googleにアクセスすると、その右上にはログインしているユーザーのアイコンが表示されます。
このアイコンをクリックするとアカウントという項目があることに気付くはずです。実はここからGoogleアカウントに保存している情報について確認したり、管理することができるのです。
サイト Googleアカウント情報
セキュリティの確認や変更はここから!
Googleアカウントに保存している大切なデータの情報はすべてここから確認することができます。
例えば今回はアカウント、パスワードすら忘れてしまったため(登録メールアドレスすら忘れてしまったような)サービス側に確認することもできないなんてケースの場合でも大丈夫。わかります。
「ログインとセキュリティ」の項目内にある接続済みのアプリとサイトをクリックしてみましょう。
実はこの中には、ログインしているGoogleアカウントで保存したパスワードがすべて管理されているのです。内容を確認するにはさらにパスワードを管理をクリックしていきます。
すべてのアカウント、パスワードが確認できる
この項目でできること、それはズバリ、サービスやサイト登録時に保存したすべてアカウントとパスワードの確認です。
左側には登録しているサイトが、中央(モザイクかかってますが)にはアカウント名が、そして「●●●●」と表示されているのが保存されているパスワードです。
なんだ、黒丸で塗りつぶされてるんじゃんと思うでしょう? 思うでしょう。
このパスワードは目形アイコンをクリックすると確認できるのです。
で、ここでポイントとなるのはただ確認できるだけでなく、すでに使っていない、もう使うことのないサイトのアカウントやパスワード情報を削除できるというところ。
そういった情報を残しておくことはまったくもって無意味です。
不要なアカウント、パスワード情報は削除してしまいましょう。
今回の教訓
Googleアカウント情報は重要な内容がたくさん詰まっています。初めて知ったという人は隅々までチェックしてみましょう。まだまだ知らなかったことがたくさんあることに気づきます。
ちなみに、『「いつか使う」は絶対こない』は僕が好きな言葉のひとつです。