事前の練習3回、勢いで出場したHADOビギナーズカップ#1から約半年が経った。
気持ちはまだまだビギナーだけど、主に中級者らを対象とした大会となるHADO ADVANCE CUPに我々いとわズも参加したのだ。
ビギナーズカップ#1以降、少ないながらも練習を重ねてきたが、ビギナーズカップ#2、#3では負けが込み始めたこともあって、沢野がこんなことを言い始めた。
沢野:最近負けてばっかりだから記事書きたくないっす!
半分冗談、半分本音といったところだろう。
我チームは、大会前日にして初練習を行った新メンバー「チャロス」を引き連れ、負けが込んで若干不機嫌な沢野、とりあえず楽しければ良しとする空閑の3名で大会会場となる渋谷VREXに乗り込んだ。
ビギナーズ以上に強者揃いのADVANCE CUP
さて、ADVANCE CUPでは参加対象が中級者とややふわりとしたが、要はHADO SPRING CUP 2018本戦に出場していないチームであれば参加が可能な大会だ。
今回参加したチームで強豪はやはりMasters League#1に出場経験がある「あなたって時たま土の香りがする」(@Anatsuchi55)や「性別迷子」、「シャケーザ新戦隊」の3チームだ。
もちろんそのほかのチームも、クセが強い粒ぞろいだ。もっとも、あまりビギナーズカップ参戦チームと代わり映えはしなかったのだが。
ただ、そんななかにあって異彩を放つチームがあった。ピンクのツナギを身に纏うそのチームは、我々がHADOを知るよりもっと前からHADOを嗜んでいたチームらしい。メンバー全員がツナギで揃えていることもあって、全身イエローながらチームで1人しかツナギをユニフォームとしていないマックスファクターがかすんで見えるほどの存在感を示していた。
メリープCCO本木氏いわく、「伝説のチーム」だということだった。女性3名で構成されたそのチームの名は「team サロペッツ」。
“伝説”…、なんともかっこよき響き。なぜ本木氏が彼女らを伝説と評したのか、その理由は試合を見て初めて明らかになるのだった。
白熱の熱戦!あな土、一歩及ばず
まずはその結果からいうと、決勝トーナメントに進出したのは「AREX」(ビギナーズカップ#3優勝のVREX Gamesの2名が主メンバー)、「あなたって時たま土の香りがする」(以下あな土)、「マックスファクター」、「はと組」の4チーム。
この4チームの中でも圧倒的な攻撃力で他チームを寄せ付けない強さを持った「AREX」と「あな土」が決勝に進出した。予選グループ戦ではAREXに軍配が上がったが実力は五分、どちらが勝ってもおかしくない。
決勝戦は予想通り拮抗した試合展開となった。1セット目、残り20秒で3点差となったものの、追いすがる「あな土」に対して「AREX」は1度もリードを許すことなく15-13で先制した。
続く2セット目、35秒が経過した頃、AREXがその日最大となる4点差をつけたがそれから10秒で再び同点に追いつく手に汗握る展開となった。あな土サイドは残り2秒で1点差まで詰めたものの、逆転にはあと2秒足らず14-13の接戦、2セット連取でAREXが優勝を決めた。
「team サロペッツ」はいつからいたのか?
さて、伝説のチームといわれた「team サロペッツ」、どの時点でチームが結成されていたのか調べてみた。
たしかにいた! 大先輩じゃあないですか…。これからも参加して楽しませていただきたい。
いとわズ、チームの平均年齢を下げる作戦
チーム「いとわズ」として同大会は、結果こそ振るわなかったが先述したとおり、若き新メンバーの加入に成功した。若干のチーム平均年齢の引き下げに成功したことで、新たな戦い方を身に着けて、上位に食い込めるよう精進していきたいところだ。
我々の戦績は以下の通りだ。
そして、独断と偏見で選んだADVANCE CUPの名シーンは以下の通りだ。
ADVANCE CUPを終えて一言
オシャレな会場、最先端を行くテクノスポーツの大会で、市場の”競り”を思わせるほどの大声でチームに情報を提供していた「あひる組」のよね氏に個人的にMVPを授与したい。
追記:公式動画が公開されました
公式より全試合の様子が公開されたので、あわせて紹介しておく。