いとわズ

【観戦レポ】数々の名試合に会場が沸いたHADO SPRING CUP 2018。春王者わ…

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約5分

とにかく沸いた。

去る4月21日、HADO SPRING CUP 2018が開催されたその日。

HADOという言葉をなんの違和感も抱かせることなく発声する我が家の娘・息子とともに観戦しに行った。

最寄り駅に到着したのは開催20分前のこと。駅から徒歩5分、少し余裕をもって会場入りできると考えていた僕は忘れていた。

車のナビなら迷わないのにGoogleマップで徒歩となると、途端に目的地から遠ざかってしまうことを。

その結果、5分遅刻した。悲しい。

さて、乗り遅れながらも会場入りした僕の目の前には開会式直前、本選出場チームのメンバーたちがずらりと並ぶ姿だった。

ヒーローは味方のピンチを見計らったかのように遅れてやってくるのが物語の定石だが、そんなヤツは二流のヒーローなのだ…と彼らが並ぶ姿を見て感じた。いや、僕はヒーローでもなんでもないけれど。

いそいそと入口から会場へと入り、まさに今開会式が始まろうとしたそのとき、大会前日の大事な時間をまさに僕らチームいとわズの2人で消耗してしまったHADO WORLD CUP 2017準優勝チーム「SLAM DIVA」のSHEART氏が、屈託のない笑顔を僕に向けてくれたのだった。

混戦・接戦の連続。息するの忘れた

試合に関してはとにもかくにも、見ろ!

何度でも見ろ!

これさえ見れば多くを語る必要はないのだ。


とはいってみるものの、そうなると観戦レポとは名ばかりの我が家のペットの写真記事と化してしまうためこうしてキーボードをタイプするのである。

試合観戦中、僕は3回くらい呼吸することを忘れた。それくらいどの試合も手に汗握る熱い試合の連続だった。

事実上の決勝戦とも言われた好カードの意外な結末

まず、すべてが好カードという印象の強かった1回戦の中でも、屈指の好カードとなった「わちゃごな☆ピーポー」vs「SLAM DIVA」の一戦。個人的予想に反してわちゃごなサイド一辺倒のゲーム運びとなった第1ラウンド。

ほぼワンサイドゲームという形となった1ラウンド目とはうってかわり、第2ラウンドはゲーム終了まで気を抜くことのできない攻防が続いた。常に逆転可能なスコア差ながら、加点を許さなかったところが、わちゃごな☆ピーポーの強さなのかなと感じた。

いきなりのOVERTIMEに会場が沸いたREN対NOeSIS

1回戦2試合目、「REN」vs「NOeSIS」も第1ラウンドからDRAW、OVERTIME MATCHに発展する好接戦となった。予選大会からOVERTIMEを制してきたことで定評あるNOeSISしおしお氏がしっかりと決めて先制。

しかし、2ラウンド目の撃ち合いを制したRENが、勢いそのまま連勝しNOeSISを下す。

誰もがまさかと思った1回戦第3試合

トーナメント1回戦全試合の中でも見る者に最も驚きと興奮を与えたであろう「ヒュブリス」vs「和心」。試合が始まるまでは誰もがヒュブリスの圧勝をイメージしていたはずだ。

僕もそう思っていた。ヒュブリスの先制から始まった第1ラウンドだが、蓋を開けてみると15-8と和心が制したのだ。大金星とも思える1勝だったが、2ラウンド目、3ラウンド目に見せたヒュブリスの猛勢に、和心は一歩及ばなかった。

「わちゃわちゃ☆ピーポー」vs「エクスペンダブルズ」、圧倒的な攻撃力にビビる

わちゃわちゃ☆ピーポーとエクスペンダブルズによって争われた1回戦第4試合。

第1ラウンド、わちゃわちゃ勢が繰り出す圧倒的な攻撃力が、エクスペ勢に反撃の余地を与えなかった。

同じ鞋を踏むことは避けたいエクスペ勢、鈴木優也氏をシールドプレイヤーとして立て直しを図る。僅差に持ち込んだもののシールドを活かしきれずに惜しくも涙をのんだ。

高度なシールド戦が展開された準決勝1試合目

わちゃごな☆ピーポーとRENによって繰り広げられた準決勝第1試合は高度なシールド戦となった。シールドを効果的に展開し続けたわちゃごな勢の試合巧者ぶりがRENの攻撃を退けた。

シーソーゲーム展開に運営も喜んだ準決勝2試合目

MCのヴェートーベンも「運営が喜ぶ」を今大会で最も連呼したわちゃわちゃ☆ピーポー対ヒュブリス戦は、最後の最後までどっちに転ぶかわからないシーソーゲームとなった。第3ラウンドまでもつれた好ゲーム、わちゃわちゃ☆ピーポーのユカリ氏がヒュブリスの前Pを自由にさせなかったことが勝敗をわけたように見える。

OVERTIMEからの逆転、そのままの勢いがすごかった3位決定戦

RENとヒュブリスの対決となった3位決定戦。REN優勢のままゲームが進んだ第1ラウンドだったが、ゲーム終盤にヒュブリスが追いつき、今大会2度目のOVERTIME MATCHに突入。逆転勝利に成功したヒュブリスが勢いそのまま第2ラウンドも勝利し、3位を獲得した。

兄弟チームによる頂上戦。制したのは「わちゃ…」

HADOの魅力を体験し、いとわズがメディアとして初めてHADOについて話を聞きに行ったのが「わちゃごな☆ピーポー」。

チームとして練習をはじめ、はじめて一緒に練習してくれたのが「わちゃわちゃ☆ピーポー」だった。

特にわちゃわちゃ☆ピーポーは定期的にご一緒していただいていることもあり、もはや勝手ながら師匠ともいえるチームだ。

この一戦は個人的にも感慨深い一戦となった。わちゃわちゃが第1ラウンドを取ったと思ったら、わちゃごなが第2ラウンドを取り返す。いずれも接戦。ここまでのゲームの流れから第3ラウンドがどちらに勝利を呼び込むのか、まったく予想ができなかった。

第3ラウンド中盤、わちゃわちゃのけーこぴー氏の3のステータスを振ったシールドがベストタイミングで使えたことが、大きな勝因のように思えた。

HADO SPRING CUP 2018が終わって

本当に好カードの連続だった同大会。惜しくも予選大会で敗れたチームも含め、SUMMER CUP 2018本選出場を目指した戦いはすでにスタートした。

もはやただのメディアから、HADOで戦うメディアというポジションとなった僕らチームいとわズは、速報性は他所にまかせて僕らにしかだせないやり方でHADOの魅力を引き続きお伝えしつつ、チームとしては夏本選出場を目指して精進せねばと思いを新たにしたところだ。

追伸

今回も娘、息子がお世話になりました。

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この著者について

空閑 叉京
いとわズ編集長でデジタリアン、長崎県佐世保市出身の30代半ば。電脳コイルのような世界を夢見て毎日エアタイピングをキメつつ、唯一無二のHADOファイター&ライターとなるため、イメトレの日々を送ってます。
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