僕らのデビュー戦、HADO BEGINNER’S CUP #1ではHADO関係者の方々も、まさかチームいとわズが決勝トーナメントに進出するとは思っていなかったことだろう。
そういった意味ではHADO界隈にほんの少しの爪あとを残すことができたのではないかと考えている。
大会までの練習回数は5回(体験会を含めると6回)と、約10日に1回の計算で練習して大会に臨んだわけだが自チームのみの練習では、このような結果を残すことはできなかっただろう。
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うん、デキすぎでしたね
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BEGINNER’S CUP直前の練習がチームの意識を大きく変えた
本来であれば大会までの練習回数は4回を予定していた。だが、その4回目の練習こそチーム一同に“これがHADOってやつか”という衝撃を残す練習となった。
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現在のHADOにおける強豪チームからの練習のお誘いをいただいたことがきっかけとなり、HADOビギナーという意識のままだと(ビギナーであることに違いないが)その先に待ち受けるのは敗北の2文字のみ。
せっかく大会に出場するなら楽しむことはもちろんだが、勝利をこの手に掴みたい(賞金欲しい)!
勝利という美酒を味わうには、HADOビギナーからHADOプレイヤーにレベルアップしなければならないと意識を改めたのだった。
大会前最後の練習で、初めて課題と向き合う
わちゃわちゃ☆ピーポー、NOeSIS、フュブリス、性別迷子、華より酒!といったHADOを練習し始めて知った強豪といわれるチームと一緒に練習させてもらった際、これは記事ネタになると思って持ち込んでいたビデオカメラだったが、それは記事ネタどころか僕らがチームとしてレベルアップするための重要なデータとなった。
練習会ではここまで太刀打ちできないものなのかというほど完膚なきまでにボコボコにしてやられた。学生時代にスポーツに打ち込んだ経験のある者であれば、強豪に大敗を喫してしまうと、そのあとの様子が容易に想像できてしまうだろう。
大別すると以下の2タイプにわけられる。
- 己の無力さという現実を目の当たりにしてやめてしまう
- 反骨精神よろしく奮起する
もしチームメンバーがガラスのハートの持ち主ばかりだったとしたら…なんて一抹の不安を抱えつつ練習会後に反省会を行ったわけだが、僕が抱えていた不安は無用だったようだ。
チームメンバーは皆、②のタイプの者だったようだ。というより、これまでスポーツとは無縁の人生を送ってきた者らにとって、大敗の意味はあってないようなものだった。ただ、悔しいという気持ちを持ち合わせてくれていたのはありがたい。
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悔しいという気持ちになってくれて嬉しいよ(単純な人たちでよかった)
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なぜ敗けたのか、なぜなにもできずに終わったのかという理由はいまわからずとも良し。敗けたぶんだけ強くなれるはずなのです。
短期で改善できるものに絞ってウィークポイントを知らせる
練習会は金曜だったこともあり、僕は土日を使って自チームと他チームの違いを分析することにした。
HADO BEGINNER’S CUP #1開催までの残日数は4日。チームで練習のために確保できる日数は1日。さて、どうすればこのチームは短期間でも勝つことができるようになるのか考えたとき、改善できることは限られている。あれこれ欲張ってしまうと結局中途半端でしこりを残したまま大会に出場しなくてはならなくなる。
そこで、1回の練習でも意識して改善できる、最も成長を実感しやすい1つに集中して改善点をメンバーに伝えることにした。
圧倒的弾数の少なさ
僕がチームに伝えたウィークポイントはこれだ。とにかく弾を出す。数で押し切る。これだけ。
これだけだったらスポーツ未経験者が半分を占めるこのチームでも、目で見てなんとなく効果を実感しやすいだろうと考えたからだ。
最後の練習ではその点のみに絞って練習を行った。
ウィークポイントを知らせた結果。効果はバツグンだ!
他チームに比べて弾数が圧倒的に少ないというあまりにもわかりやすいウィークポイントを改善して臨んだHADO BEGINNER’S CUP #1の結果はすでにご承知の通りだ。
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僕らはHADO SPRING CUPでは予選に出場することはできなかったが、SUMMER CUPでは本選出場を目標に予選を勝ち抜けるための溜まりに溜まっているウィークポイントの改善に向けて、試行錯誤を繰り返している真っ只中だ。
自分たちのウィークポイントを知るためには
自チームだけでの練習ではウィークポイントを見つけることは難しい。大会予選への出場、他チームと交流して初めて自チームに足りないものに気付けるようになるはずだ。
つまりなにが言いたかったのか、それは…
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一緒にHADOしようぜ!
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ってことだ。