まさか昭和の大スター・小林旭がコメンテーターとして「バイキング」に出演するような日がくるとは……。
絶対に何かが起きる! 何も起きないはずがない! とワクワクぞわぞわしながら観たわけですが……もう、てんやわんや!
昭和の大物にはお昼もバラエティも関係ナシ!
冒頭から「わかることは喋るけど、わからないことは喋らない」と至極ごもっともな宣言で大物の威厳を示した旭。さっそくラスベガスで起きた銃乱射事件についてコメントを求められると、「無抵抗の人間だけを狙ってああいうことをやる奴っていうのは、バカとキ○ガイしかしない」って……言った! ハッキリ言っちゃいました! 言っちゃいけないヤツ!
当然、榎並アナが謝罪するハメになったわけですが、さらに銃について関心が高い旭は「ライフル持つでしょ、銃を撃ってると動いてるものを撃ちたくなる。止まってるものだけを撃つのはつまらない。だからどこかでチャンスがあればうさぎだとか鳩だとかを撃とうかっていう気になる」と自身の“経験”からのお言葉。
なんでも昔は日本映画の撮影で実弾を使うことも珍しくなかったそうで「だから我々は『映画の中で本物の銃使っただろ』って警視庁からお呼びがかかって取り調べ受けた」って、お昼の生放送だろうがお構いなしの暴発トーク!
銃規制の話になり、デーブ・スペクターが「日本は幸い、銃規制が成功している」と語るも、旭は半笑い。「デーブ、この間、ヤクザの代貸しが『撃てるもんなら撃ってみろ』ってバーンって撃ったら本当の拳銃だったじゃないですか。(日本にも)入ってるんですよ、ヤバイんですよ」と、もう“事情通”の旭の独壇場であります。
そんな中、坂上忍は旭に飲みに連れて行ってもらったときのエピソードを披露したわけですが、驚きはその豪快な飲みかただけでなく“本物の方たち”との交流。旭と飲んでいた店で本物の方たちと一緒になってしまい、その下っ端に絡まれていたという坂上ですが、「すげぇなと思ったのは、本物の一番偉い人が旭さんの前にご挨拶に来ました。ファンですって」って……大丈夫ですか? このエピソード、ギリギリアウトなヤツとちがいますか?
いやもう、ヒヤヒヤしっぱなしの生放送。やっぱさすがだなー。昭和の大物はこれだから目が離せませんな。