「ラブドール」とは、昔はダッチワイフと呼ばれたいわゆる性玩具ですが、そのラブドールたちを被写体に選び写真展を開催した篠山紀信。8日深夜放送のTBS系「ゴロウ・デラックス」でその魅力を語っていました。
篠山さんといえば半世紀以上にわたって数多くの著名人の写真を取り続けてきた巨匠ですが、美術史家で明治学院大学教授の山下裕二氏からのオファーを受け、写真集「LOVE DOLL × SHINOYAMA KISHIN」を出版することに。
ラブドールは等身大の女性の形をした人形の中でも特にボディが高価なシリコンなどで作られているものを指し、価格は26万円からという高級なものですが、日本で毎年400体ほど売れているのだとか。ほぇー。
でも確かに、篠山さんが撮ったラブドールの写真が番組でも紹介されましたが、なんというか、その、なんかイイんですよ。
篠山さんは人間を撮るようなライティングで撮影したそうですが、自身でも「ほんとに一瞬、え? 生きてるんじゃないの? っていう瞬間が現れるんですよ」とのこと。しかも年々精巧になっているんだそうで、さらに近年ではAI技術の進歩がめざましいわけですから「まさしくお人形にそういう知能を埋め込むことによって、人間より勝っちゃうかもしれない」と篠山さん。
ソッチの気はない人でも、これはなかなか、抗いがたい魅力というか魔力というか、そういったものが……なんと稲垣吾郎まで「家に欲しいですね」とウットリ。元SMAP的にはかなりの問題発言のような気もしますが、あ、でも、もう退所したし別にいいのか……。
「いるだけで癒される。みんな好きだよ。男の人が好きなバランスですよね、顔といい体といい。なんなんだろう」と満更でもない吾郎ちゃん。「ラブドールのロケに行きたいですね、篠山さんと」と、すっかりソノ気!?