若大将は80歳になってもやっぱり若大将でした!
6月9日「ロックの日」ということだからでしょうか、NHK「あさイチ」のゲストは加山雄三。今もシンガーソングライターとして現役バリバリだけに全く年齢を感じさせないエネルギッシュなトークを繰り広げてくれたわけですが、なんとゲームの話で大暴走!
若大将が80という年齢を感じさせないそのワケは?
若大将については特に説明は要らないでしょう。「君といつまでも」や「サライ」など数々の名曲を世に送り出した歌手であり俳優であり海の男でもあるわけですが、その根本はロック。
「もともとロックが大好きで、バンド作ってロックやってたんですよ。でもロックを歌えなくなった理由は、『君といつまでも』とか『恋は紅いバラ』とか、スローバーラードのラブソングがウケちゃったから。プロデューサーがね、英語のロックを歌ったら『あー、だめだめだめ』『日本語、日本語(歌え)』って(笑)」と、そんな裏話も語ってくれちゃうところが、やっぱりロックな若大将です。
そして意外かもしれませんが、実は「ファイナルファンタジー」や「バイオハザード」などにハマるゲーム好きで、FFは1から15までプレイしているほど。数年前にロックバンド「THE King ALLSTARS」を結成して精力的に活動している若大将ですが、年齢差が40歳以上もある若いメンバーたちとの共通の話題はゲーム。
「孫だよ、みんなね。でも話が合わないわけじゃないよ。まあ、やってることはさ、若い人たちも同じようなことやってるわけだから。『お前、シヴァでやる?』『いや、おれはクリスの方がいいよ』って。わかんないでしょ? これはゲームの中の主人公」と、いきなりバイオハザードの話を始めてMCの井ノ原快彦と有働由美子アナウンサーを置いてけぼりにしていました。
さらに「FF」とか「プレステ4」とか、NHKではご法度の商品名も連発して、有働アナを慌てさせたみたり。ゲームのことを語り出したら、もう止まりません。
「もちろん楽しくなきゃやんないよ。そりゃハマるわなぁ。1からずっとやってると、怖い怖い。(バイオハザード)今の7のVRはホントにヤバイ。もうね、自分の恋人がどっかで『助けてくれ』って言ってるのか、森の中にこうやってやったら、すごいボロボロの館の中に入っていくと、いるんだよ彼女が。『あーっ!』って言った途端に顔がわーって変わっていって、ナタ持ち出して『うわーっ!』って迫って来るからね、『うおぉ〜っ!』っと……」って、もうメチャクチャ。
イノッチも有働さんも口がポカーンです。
さらに音楽の話や、海の話、クルーザーの話、さらには宇宙論、量子力学などまで、興味のある話をしゃべりまくり、イノッチと有働さんに話す隙を与えない若大将。量子力学の話に至ってはイノッチも「ゲームの話くらいよくわからない」と、もうお手上げ。
それでも若大将、アインシュタイン方程式で判明したという“間違い”について、「アインシュタインの大間違い。あの方もお間違いになりましたね、ざまぁみろ(笑)」とニッコリ。なんておちゃめな80歳。お元気なハズです。