“魔性の女”と称される女優の葉月里緒奈が離婚していたと報じられた16日ですが、世間的に「まあ、そうでしょうね」感が強かったのか、それほど大きな話題にはなりませんでした。
本日も平穏だった芸能界。というわけで今回はちょっと趣向を変え、もしかすると今後ブレイクするかもしれない1人の女の子に注目してみました。
いったい何者!? 懸賞金を出す13歳スー女
昨今の大相撲人気で急増中の相撲好き女子“スー女”。その中でも、なんと懸賞金を出しているという13歳の中学生がフジテレビ系「バイキング」で紹介されました。
懸賞金とは、相撲の取り組みで力士に掛けられるもので、取り組み前の土俵で懸賞幕を持った人たちがぐるぐる回る、アレです。
個人でなく団体や企業であれば基本的に誰でも出せるそうなんですが、金額は1本6万2000円で、1日1本以上、1場所15本以上出すのが条件。さらに懸賞幕を制作するためには費用が5万円から掛かるそうで、つまり1場所あたり最低でも総額100万円はかかるというわけ。
で、その懸賞を出しているというんです、13歳のスー女が。庶民には決して手軽ではない懸賞金ですが、一体彼女は何者なんでしょうか。
名前は久志本眞子(くしもとまこ)ちゃん。同番組の相撲担当として定位置を掴みつつある“相撲好き芸人”のキンボシ西田いわく「もう元祖スー女と言ってもいいくらい」だそうで、5歳で相撲にハマり、なんと相撲好きが昂じて昨年、母親と東京に引っ越し、国技館のある東京墨田区の中学校へ進学したという猛者。
相撲にハマるきっかけは地元の三重に巡業に来ていた旭天鵬関に出会ったことで、その人柄に惚れ、家族全員で懸賞金を出して応援するようになったのだそうです。実家は整形外科を経営しており、取り組み前の土俵には「くしもと整形外科」の懸賞幕が…。
西田が両国を訪れたこの日のロケで偶然会った眞子ちゃんは、「今日は玉鷲関」に懸賞を出したと報告。その懸賞を玉鷲関が見事ゲットしたことを喜んでいました。
懸賞を出す力士は「お母さんといつも相談して、仲良くさせてもらっているお相撲さんに」出すのだそうですが、眞子ちゃんは力士の間では有名な存在で、ほぼ知り合いなのだとか。
懸賞を出した力士が負けてしまった場合には「取れずにすみません」と謝られたり、勝って懸賞をゲットした場合には懸賞を手にした写真を送ってきてくれるほどの間柄なのだそう。「次は高安関に(懸賞を出す)」と嬉しそうに語っていました。
いやはや、並のスー女ではなさそうですが、実は三重を舞台に小学生たちがジャズのビッグバンドに打ち込む姿を描いた昨年公開の映画「クハナ!」でダブル主演を務めた眞子ちゃん。
さらに現在はアイドルグループにも所属して芸能活動に励んでいるのだそうです。同映画で共演したタレントの磯山さやかはこの日のバイキングを観ていたようで、Twitterで「バイキングの相撲特集に、クハナ! で一緒だった久志本眞子ちゃんが! 現場でも、ちらっと相撲の話を聞いたけど、本当に相撲が大好きで、懸賞金も出している中学生! 素晴らしい!」とツイートしていました。
番組司会の坂上忍も「13歳のタニマチ!? すごいねー。すごい中学生がいたもんですね」と驚いていましたが、キンボシ西田は思わぬ強敵出現に「ちょっとこれ……来週くらいから僕の座、眞子ちゃんに代わってるとかないですか、やめてくださいよほんとに」と戦々恐々。
タレントのヒロミも「これはもうほんとに、西田と代わろう。だってレベルがちょっと違うから。お前ごときじゃかなわないよ。しゃべりもイケてたから」と絶賛していましたが、これは今後の飛躍が注目されますねー。