猿も木から落ちる、弘法も筆の誤りなんて諺がしっくりきますね。
スマホやパソコンの写真や画像といったデータ管理にもっぱら便利なGoogleフォトというサービスがあります。
インターネットに接続していさえすれば、スマホで撮った写真をパソコンのブラウザで見れたり、その逆もできるというなんとも便利なサービスです。
画質の制限があるものの容量無制限で写真も動画も保存し放題、自動で人物ごとに分類してくれたり、モノや場所で分類してくれる優れもの。
現存する最強サービスであることに疑いの余地はありませんが、そんなGoogle提供サービスであっても完璧とはいきません。
今回はGoogleフォトの機能におけるちょっと微笑ましい(?)物語を紹介します。
人物ごとにまとめる分類機能がすごく優秀
Googleフォトは容量無制限で写真・動画の保存ができるという点にスポットが当たりがちですが、データの分類こそがこのサービスの凄いところ、そう思うわけです。
特に人物の顔ごとに分類してまとめてくれる機能は想像以上に優秀です。
子どもって成長とともに顔も少しずつ変化していくわけですが、そんな変化もGoogleフォトは見逃さないのです。何もせずとも成長記録が一丁上がりというわけです。
凄いですよね。
もちろん、兄弟姉妹がいる場合は顔も似ているケースが多いせいか、分類が間違ってしまっているケースもあります。人ですら間違うことがあるんですから、その程度の間違いは間違いとは言わないのかもしれません。
顔を認識して自動で分類
Googleフォトは自動で顔を認識し、分類してくれるため忘れた頃に見てみると数多の人々の顔がズラリと並ぶことになります。
生身の人間はもちろん、ゲームのキャプチャ画像も顔であれば分類してしまいます。
分類された人々の顔を眺めていると、いつ保存したのかすら記憶にございませんが、猫がいました。ただの猫ではありません。
猫ひろしです。
猫さん…何やってるんですか……。
原因として考えられるのは、スマホではなくパソコン内の画像を保存したときに紛れ込んだのではと推測。
人物ごとに見るとしても、猫ひろしを見る機会はそうそうない、というよりこの機を逃すと二度とない。そう思うと非表示にする前に1度くらいは見ておこうかなという気持ちになるのが人情というものでしょう。
…まさかそんな。盛大に間違ってる
「なんだ猫か」で終わればどれだけよかったことか。
まさか自分の子どもが猫ひろしと認識されているとは思ってもみなかった。
Google Photos, y’all fucked up. My friend’s not a gorilla. pic.twitter.com/SMkMCsNVX4
— jackyalciné (@jackyalcine) 2015年6月29日
過去にGoogleフォトが黒人をゴリラと分類してしまった誤認識事件はあまりにも有名ですが、そんな事件から約2年。顔を認識して分類するという精度の向上はまだ時間が必要ということのようです。
本日の教訓
Googleフォトが提供するサービス内容は申し分なし! ただし、誤認識しても昔と比べるとその精度は随分と高いものになっています。メインで使えるアプリといっていいでしょう。