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シュールすぎて脳裏から離れない…
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誰しも1つや2つ、忘れられないゲームがあるかと思うんですが、僕が1度プレイしてこれほど真顔でシュール!! って感心したゲームってほかにないかもしれません。
シュール系ゲームってけっこうたくさんあって、なにを良しとするか、どこまでを許容するか人によってその匙加減も違ってくるところではありますが、僕にとってこのゲームは当時のシュール系ゲームの中でもダントツのシュール感を漂わせていました。
腹痛の筋肉がフリスビーを避ける絵面
腹痛、筋肉、フリスビーという3つのキーワードが結びつくケースなんて普通に生きていたらそうそうお目にかかれるものではありません。
この世に生を受けてかれこれ30年近かった当時の僕には、思いもよらない衝撃的な組み合わせだったと記憶しています。
ただならぬ筋肉、そして若干前かがみなその仕草はひと目見てだけではおよそ腹痛で困っているようには見えないながら、言われれば「そういえば…」という感じで腹痛いんだなと気付く程度のもの。
ゲームタイトルからなんとなく漂ってくるシュールさは、プレイして本物だという核心に変わるのです。
腹痛をとるか、フリスビーをとるかの2択
このゲームは筋肉万歳というゲームではありません。しかし、隆起した筋肉だからこそゲームにおけるシュールさをより一層深いものにしていることは間違いありません。
これがガリガリとか、おデブとか、それだとただのクソゲーに成り下がっていたことでしょう。ムキムキの筋肉だからこそそのシュール感が深みを増したといっても過言ではありません。
そしてこれがプレイ画面だ!
画面奥から飛んでくるフリスビーをしゃがんで避ける。至極単純なゲームではありますが、左に陣取っているバーにお気づきだろうか?
このバーについて簡単に説明すると、しゃがんでいる間だけメーターが上がる仕組みとなっていて、メーターが最上部に達すると筋肉の腹痛が限界に達するというもの。つまりその結果は…おわかりですね。
このメーターの上昇率をいかに抑えながら飛んでくるフリスビーをどれだけ避けられるか、忍耐力が問われるゲームなのです。何かを我慢しながら他の何かに注力するということは、なかなか簡単なことではありません。
沈みかけた船に乗っているだけでも大ピンチなのに、それに加えて腹痛でどうしようもない状況、想像しただけでおならが出ます。
そんな無意味な緊張感をもってプレイしてみると、少しだけこのシュールさにワクワクを覚えることができるかもしれません。
今回の教訓
同じような境遇に遭遇してしまったとき、我慢はほどほどに。すばやくトイレを探すというその1点にのみ神経を集中し、最短距離でゴールを目指しましょう。筋肉、全然関係なし!