もう23年も前の話なのですね。
日本では1995年11月23日に発売されたWindows 95。発売当日のお祭り感を当時小学6年生だった僕は、その話題に沸くニュース番組を見ながらよくわかっていないながらも「なんだかすげーな」と思っていたものです。
我が家にWindows 95がやってきたとき、僕はソリティアにどハマりしました。
現行PCで当時の感動を再体験
さて、Windows 95という言葉は、Windows 95搭載PCに触れた経験がない人でさえ「懐かしいな」と言ってしまいがちな不思議な魅力を持つ言葉。僕も当時はすげぇ! すげぇ! いいながらやってることはソリティアだったわけですが、ちょっとばかしパソコンが操作できるようになった今、あらためて冷静になって思い出してみると、今と比較することに意味などないのに今とは天と地、月とスッポンほどに異なるスペックであることに23年の時を経てイライラしだす始末です。
…と、そんな個人的不満はどうでもよく、大人になった僕はWindows 95アプリの存在を知り、ついついイライラしてしまった大人気なさを悔い改め、ほとんどの時間をソリティアに費やした過去の思い出に浸りながら「懐かしいな」とつぶやくのです。
アプリを起動してStart Windows 95をクリックするとWindows 95が起動します。デスクトップ画面が表示されると、メモ帳とソリティアがあらかじめ開かれた状態で待機している。「おかえり」とでも言われた気分だぜ。。
さっそく「マイコンピュータ」から「マウスポインタ」のダブルクリック時のスピードを変更してみたり。ちなみにマウスポインタの速度の変更も可能でしたが、変更してみても速度に変化はなかったようです。
ショートカットを作成するより…なにをおいてもスタートボタンでしょ!
まあそんなこんなで、なんといってもやっぱり押したい場所といえばWindowsスタートボタン。Windowsスタートボタンからはじまり、プログラム→アクセサリー→ゲームからソリティアにたどり着くまでの流れ、懐かしすぎる!
あまりにも懐かしすぎて、いろんなソフトを起動させてしまいましたよ。各種ソフトが思いのほか動作することに感動すら覚えてしまいました。
かつてインターネット黎明期において絶対的な地位を気づいたInternet Explorerも搭載。とはいっても、さすがにこの当時のブラウザでウェブサイトを見るという夢は叶いませんでしたが。IEだけでたくさんのウィンドウを開いていたことを思い出します。そしてそれはWindows XPでタブブラウザSleipnirの存在にたどり着くまで続きました。
1995年といえば阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、八王子スーパー強盗殺人事件といった日本史を揺るがす重大な天災・事件が相次いだ年だったが、そんな年にあって年末間近のWindows 95発売はとても明るい話題だった。
Windows 95アプリはWindows版、Mac版、Linux版とそれぞれがGithubから無料でダウンロードして体験することができます。
Github Windows 95