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【チャロスがドラマ全部見る】新ドラマ2作品がスタート!『ヒモメン』窪田正孝は想像以上のクズ…?

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約9分

新たに2つの作品が始まり、いよいよ今クールのドラマが出揃いました。今週はドラマを14本見ていましたね、ぼく。

単純計算で1日2本…! そして視聴率はだいたい頭の中に入っている。ぼくは何かに取り憑かれているのかもしれません。というわけで、今回のレビューはボリュームたっぷりですが最後までお付き合いください。

【ドラマ全部見る】7月4週目後半、5週目ドラマレビュー

金曜日:チア☆ダン/dele

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  • 『チア☆ダン』 第3回 (TBS系・22:00〜)

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[box class=”box31″ title=”第3回あらすじ”]
部員が8人揃い、正式に部活として認められた福井西高校チアダンス部「ROCKETS」だったが、チアダンス福井大会に向けた練習でメンバー同士が衝突してしまい…。
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今回は紛れもなく顧問の漆戸太郎(オダギリジョー)が1番輝いていました。覇気がなく気弱な印象の太郎ですが、元々は“金八先生のような熱い教師になりたい”とあこがれを抱くような教師だった。前任校ではそれが裏目に出て生徒たちから誹謗中傷を浴び、心に傷を負った太郎でしたが、「全米制覇!」という大きな夢に挑戦する藤谷わかば(土屋太鳳)達の姿に触発され、「夢を伝える大人ももっといてもいいと思う」という理由で顧問になることを決意します。

最初はわかば達にあまり頼りにされていなかった太郎。しかし、大会で思い通りの演技ができず気落ちするROCKETSの面々を見て、太郎は眼の色を変えて「ほんとにそれでいいんか?」と声をかける。そして桐生汐里(石井杏奈)に「もっと周りを見ろ」、わかばに「もっともっとバカになれ」と、ひとりひとりに愛あるアドバイスを送り、彼女たちは、太郎が自分たちのことをちゃんと見てくれていたこと、そして太郎の中にある“熱い思い”を知るのです。

太郎のおかげでROCKETSの面々は気を持ち直して一歩前に進むことができましたが、太郎もまた、わかば達の姿を見て熱血だった頃の自分を思い出すことができた。先生といえば、生徒を指導し成長させるイメージがありますが、太郎は少し違う。生徒たちに寄り添い、共に成長していく存在なのです。だからこそ、より身近に感じて感情移入することができる。このドラマは太郎の視点から見てみるのも面白いかもしれません。

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  • 『dele』 第1回 (テレビ朝日系・23:15〜)

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[box class=”box31″ title=”ドラマ概要”]
死後に残されたスマートフォンやパソコンのパーソナルデータ、いわゆる「デジタル遺品」に光を当てた同ドラマ。依頼人の死後、不都合なデジタル遺品を抹消する仕事を請け負う車椅子のプログラマー・坂上圭司(山田孝之)と、フリーランスの何でも屋・真柴祐太郎(菅田将暉)がコンビを組み、依頼人の人生と隠された真相を解き明かしていく。
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自分が死んだらデータはどうなるのか? だれかに見られてしまうのか? 現代における大きな懸念材料ですが、意外にもデジタル遺品を扱ったドラマは本作が初だそう。デジタル遺品から広がる物語は見ていてとても新鮮に感じましたね…! さらに、まるで映画のような映像美、常に漂う緊迫感とダークな雰囲気も相まって、完全にドラマの世界に飲み込まれました。

また、主演コンビのコントラストも良い。情に厚く、人を助けるためなら何でもする真柴と、仕事第一で常に冷静沈着な坂上。まったくタイプの違う2人がコンビを組むという設定は既視感がありますが、それもデジタル遺品という過去にない題材を引き立ててさえいます。真柴の大ジャンプや坂上の車椅子さばきなど、印象的なアクションシーンが随所にちりばめられていたのもポイント。ちなみにぼくはもう3回見ました。まだ見ていない人は速攻で見逃し配信を見るべし!

土曜日:サバイバル・ウェディング/ヒモメン

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  • 『サバイバル・ウェディング』 第3回 (日本テレビ系・22:00〜)

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[box class=”box31″ title=”ドラマ概要”]
勤めていた出版社を寿退社した日に、恋人に婚約を破棄されてしまった黒木さやか(波瑠)。恥をしのんで復職のお願いに行き、女性向けライフスタイル誌『riz』の編集部を紹介されたものの、編集長の宇佐美(伊勢谷友介)に「半年以内に結婚しないとクビ」という無茶苦茶な条件を突き付けられてしまい――。
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宇佐美はさやかを魅力的な女性にすべく、“愛されファッション”を着用するよう提案。美しく変身したさやかは宇佐美に人気デザイナーのレセプションパーティーへと連れて行かれますが、そこで元彼の和也(風間俊介)や恋人・カオリ(石田ニコル)と遭遇してしまうという展開でした。

今回のポイントは、これまで古着やジャージばかり着ていたさやかが「黒のドレスが似合う大人の女性」になるという点。このドラマは、さやかが半年以内に結婚できるか? という点に注目が行きがちですが、あくまでさやかが「自分の価値を高める」というのがテーマなのです。つまり、さやかの婚活物語というよりも「さやかの成長物語」と言ったほうが正しい。今回で大人の女性に変身できたさやかは、果たしてどのような成長を遂げるのか…。そして、成長の先に本当の幸せが待っているのか。次回も目が離せません。

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  • 『ヒモメン』 第1回 (テレビ朝日系・23:15〜)

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[box class=”box31″ title=”ドラマ概要”]
鴻池剛の漫画『ヒモメン~ヒモ更生プログラム~』が原作の同ドラマ。“楽に生きたい”をモットーに、働かないことに全力を尽くすヒモ男・碑文谷翔(窪田正孝)と、彼を更生させたい恋人の看護師・春日ゆり子(川口春奈)の同棲生活を描いていく。
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翔はお金のためにゆり子の漫画や洋服を勝手に売るなど、働く気がまるでなく、その上ヒモであることに罪悪感を感じていない。ゆり子のちょっとした仕草を「かわいい」と褒めるなど、優しい一面もありますがヒモはヒモ。たとえそれが窪田正孝だったとしてもクズであることに変わりないのです。ネット上では「窪田だったら許せる」といった声もあがっていますが、目を覚まして! ごみ捨てすら面倒がる彼氏なんて嫌でしょ?(笑)

そしてこのドラマ…実は翔以上のクズがいるんです。それは、ゆり子が働く病院の看護師長・尾島和子(YOU)。公式サイトでは「権力に弱く、長いものに巻かれるタイプで、都合の悪いことは上手に部下のせいにして自らを守る」と紹介されており、正直救いようのない方です…! ドラマを見た感じ、本能的に人のせいにする性格のようなので改善されることは多分ない。いるんだよなあこういう人。悪気がないのがまた厄介なところなんですよね。

日曜日:この世界の片隅に/ゼロ 一獲千金ゲーム

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  • 『この世界の片隅に』 第3回 (TBS系・21:00〜)

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[box class=”box31″ title=”ドラマ概要”]
太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すず(松本穂香)が、嫁ぎ先の北條家で夫・周作(松坂桃李)らとともに暮らす日常を丹念に描いた作品。
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今回、呉にある朝日遊郭の遊女・リン(二階堂ふみ)とすずが出会う場面がありましたが、なんといってもリンの色気がすごく、虜になってしまった…。凛とした態度、いつもどこか遠くを見ているような澄んだ瞳、そっと語り掛けるような話し方。ほわんとした雰囲気のすずと対面したことで、リンの美しさがより際立っていました。

そして、すずと周作の逢引き。今でいうデートのことですね。回を経るごとに周作への思いが強まっているすずは、周作から逢引きに誘われると、照れて思わず顔をそらしてしまう。そして周作にどうした? と問われると「しみじみニヤニヤしとるんです」と本音を吐露。このやりとりを見て、ニヤケが止まらなかった人も多かったのではないでしょうか。しかし、戦火が迫る中でのやり取りだっただけに、これから2人に降りかかる現実を見るのがますます怖くなってしまったのも事実です。

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  • 『ゼロ 一獲千金ゲーム』 第3回 (日本テレビ系・22:30〜)

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[box class=”box31″ title=”第3回あらすじ”]
プレイヤーが覆面をかぶった状態で50m上空の台に立ち、4方向のうち正解の方向を推理して飛ぶ「クォータージャンプ」に挑戦することになった宇海零(加藤シゲアキ)。4方向の先にはそれぞれ声役と呼ばれる者たちが立って零に飛ぶよう誘導し、零の同級生・山口カズヤ(増田貴久)は「こっちがセーフだ」と零を呼びかけますが、彼は奈落の底に転落する“アウトゾーン”に立っていて――。
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零とカズヤの同級生対決は、NEWSファンならずとも見もの。結果的にカズヤは零を騙し切ることができなかった。でも零はカズヤを最後まで信頼しており、カズヤが「わかったろ、俺がどんなに最低な奴か…」「軽蔑しろよ!」と言っても零は一切咎めませんでした。一歩間違えれば自分が死んでいたのにも関わらず…。

常に相手の事を優先して考える零の“優しさ”を知り、小さく「生きろ」と発してその場を去るカズヤ。自身が犯した罪を償うためにも、今度は零のピンチに助けにきてほしい。同じアイドルグループに属する2人だからこそ、そんな展開を期待しています。

月曜日:絶対零度~未然犯罪潜入捜査~

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  • 『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』 第4回 (フジテレビ系・21:00〜)

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[box class=”box31″ title=”第4回あらすじ”]
ミハン(未然犯罪捜査)システムが新たな危険人物として割り出したのは、わかば銀行の行員・佐伯卓郎。一見殺人とは無縁そうな真面目な男に見えるが、この1年の間に多額の出金記録があり、預金残高はわずかとなっていた――。
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佐伯は友人である岡本が生前に犯した事件を隠し通すため、殺人を犯そうとするが、目的にいち早く気づいた井沢範人(沢村一樹)によって阻止されます。誰かを守るための行動だったとはいえ罪は罪。井沢も「人を殺そうとした。その罪の重さは決して消えることはない。その罪を背負って生きていかなければいけない」と厳しい言葉を投げかけました。

第4回まで話が進んでいるものの、ミハンチームの過去や素性は未だ多くのベールに包まれています。特に井沢が時折見せる「冷ややかな顔」は、恐怖すら感じさせます。今後、ミハンチームの過去と物語がどう関わっていくのか。そして、なんといっても桜木泉(上戸彩)の安否が気になるところ。絶対零度シリーズに桜木は欠かせない存在なので、登場が少ないと本質が忘れられてしまいそうで怖い…。

この著者について

チャロス
マンガ、イラストをめっちゃ描いています。でもマンガよりドラマのほうがたくさん見てます。インプットと発信欲が止まらない。
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