次から次へと飛び出す不倫疑惑報道、今度は斉藤由貴ですか。彼女にとっては3度目の不倫スキャンダル。今でこそそんなイメージは薄くなっていますが、過去には数々の男性と浮き名を流してきたんですよね。
3日の各局情報番組では斉藤の過去のスキャンダルについても振り返り、当時のVTRなども流しましたが、1発目は1991年4月。お相手は故・尾崎豊さんでした。
浮気は芸の肥やしって女性芸能人にもあてはまる?
斉藤は当時24歳。デビュー当時から清純派のイメージで大人気だったわけですが、ほぼ初めてのスキャンダルに本人は「私、スキャンダルみたいなのってあんまりなかったので、面白くなっちゃったんですけど」と笑顔。
釈明会見でも「本当のことを言ってもあまりつまんないかもしれないので、それは想像にお任せするっていう感じもしますね」とのらりくらりと質問をかわし、「結婚したいと思ったか」と聞かれると「だって(尾崎は)結婚してるじゃないですかぁ〜」とやっぱり笑顔。
「(結婚したい気持ち)あるかな? ないかな? すごくステキな人だと思いますけど、あんまり簡単に結婚したいとか思わないようにしないと。私、なんかいろんな人に対してステキだなって思っちゃうみたい」という天真爛漫ぶりで、今だったらネット上で大バッシングされそうですが、良くも悪くも、これぞ女優! という素晴らしい受け答えでした。
そしてお次は93年7月。お相手は川崎麻世で、車内キスやマンション密会を報じられてしまったわけですが、このときは「麻世さんを男の人として好きだったという気持ちはまったく否めないと思います。もちろん家庭を持っているというのは知っていましたので逡巡の念と自分の理性との葛藤はありましたけど」と不倫を認めた斉藤。
2年前と打って変わって「とにかくなんで私という人は毎度こんなふうになってしまうのかという気持ちがしますけど、前の人とのことがあったにも関わらず、本当に学ばない人間なんだなって、自分のことながら悲しい気持ちです」と反省していたのは、年齢のせいなのか、それとも事情があったのか。
とにかく以前の天真爛漫さがなりをひそめてしまっていたのが残念でした。
が、このときに素晴らしかったのは一方の麻世。「自分は彼女にキスをしたいと思いました。すごく思いました。これでいいのかなっていうふうにも思いました。でもそのときはハッキリ言ってコントロールできませんでした」と赤裸々に語っていましたが、なんとこの会見は妻のカイヤも同席するという脅威のエンタメ性!
誰もが会見後の修羅場を予想した会見でしたが……やっぱり芸能人は不倫釈明会見でも楽しませてくれなくちゃ。