安室奈美恵が来年9月16日に芸能界を引退するとの電撃発表で日本のみならず海外ファンの間にも激震が走った20日。翌21日の情報番組やイベント、SNSなどでもこの話題で持ち切りだったわけですが、熱心な“アムラー”芸能人たちがアムロちゃんへの愛を熱弁していました。
残す1年、外野の妄想が膨らむ1年に!?
沖縄アクターズスクールで結成されたダンスグループ・SUPER MONKEY’Sで1992年にデビューしてから25年。数多くのヒット曲を世に送り出し、ファッションや生き方に共感する女性たちを中心に“アムラーブーム”を巻き起こして社会現象ともなった歌姫の引退発表にネット上では“アムロス”を訴える人が続出。
芸能人でも木下優樹菜が「いろんなことおもってきて涙が兎に角とまらなくって言葉にならず」と、号泣する動画をインスタグラムに公開しましたが、共感する声が寄せられる一方で、「泣いてるところ自分で撮って、編集してアップしてなにがしたいんですか」といった批判の声も。場外ではゴタゴタも起きているようですが、まあそれは置いておいて……。
女芸人の中では屈指のアムラーとして知られるハリセンボンの近藤春菜は、16日・17日に沖縄・宜野湾海浜公園特設ステージで開催されたアムロちゃんのデビュー25周年ライブに参戦した感動を先日の日本テレビ系「スッキリ!!」で興奮冷めやらぬ様子で語っていたばかりだったこともあり、まさかの電撃引退発表に「昨日は泣き腫らしました」とショックを隠さず。
ライブではトークを封印しパフォーマンスに徹するなど音楽に対するストイックな姿勢で知られるアムロちゃんに「いつかは引退する時がくるんだろうなとは、パフォーマンスを見てても思ってたんですよ。ファンに向けてもパーフェクトを見せたいという方だと思うので、自分の思っているパフォーマンスができなくなったときに引退なんだろうなって勝手に思ってたんですよ。でも、こんなに早いとは思わなかった」と涙をこらえつつ声をふるわせていました。
MCもせず、ファンと直接交流する機会の少ないアムロちゃんだが、春菜はアムロちゃんが作詞した2002年発表の「I WILL」を例にあげ、「ファンに向けてメッセージを書いてくれたんですよ。安室さんって私たちファンにとってもなかなか見られない、ライブでしかお会いできない存在なんですけど、そんな中でちゃんとファンの思いが伝わってるんだっていうことを曲で返してくれる、すごくファン思いなんですよ、すごく優しくて、ちゃんとわかってますよっていうことを伝えてくれた」と熱弁。
引退までの1年。「これから安室さんがどうやってくれるのか、見届けなきゃいけない。ファンの方みなさんそうだと思いますけど、こんなに好きになった人はいない」と語っていましたが、いやぁ、スッキリでこんなに饒舌な春菜を観るのは初めて!
同じくアムロちゃんの大ファンとして知られるイモトアヤコは、海外でのロケ先でアムロちゃんの電撃発表を知ったらしく、21日にインスタグラムを更新。「正直あんまりにもびっくりしてなかなか実感がわきません」と呆然としつつも、「安室奈美恵さんという言葉を聞くだけで身体が熱くなり全身から勇気が溢れてくるのです。清く潔く美しくかっこいい生き方心から尊敬します」とアムロちゃんへの熱い思いを吐露。「1年後の9/16まで全身全霊かけてアーティスト安室奈美恵さんを応援したいです。そしてそれ以降もずっとずっとずっとずっとずっとずっと大好きです。安室ちゃんは何があろうとこの先もずっとわたしにとってのHeroなのです」とつづっていました。
いつまでも若くかわいいアムロちゃんですが、プライベートでは19歳の息子を育てるシングルマザー。来年は息子が成人する節目のとしでもあり、親としての使命を全うしたという思いもあるのでしょう。10代でデビューしてから25年、常にトップを走り続けてきたアムロちゃんですから、引退後は自身の自由に思い描く第ニの人生を歩んでもらいたいものです……が、その前に残された最後1年。
大みそかにはNHK紅白に出場するのか、全国ツアーや海外ツアーは開催されるのか、そして肉声のメッセージはあるのか、さらに下世話エンタメ記者としては、引退を機に再婚の発表は!? などと、否が応でも期待が高まります!