1度やり始めたら数日間はリアルフィーバータイムに突入しちゃいます。
ニンテンドースイッチの品薄に見るコンシューマーゲーム機の攻勢は、ゲーム好きにとって喜ばしいところではありますが、手軽さはやはりスマホゲーのひとつの魅力であります。
スマホゲーがヒットする要素といえば、“手軽さ”、“単純さ”、“無料”の3つの要素だと個人的に思っているところです。
さて、この3つの要素がもれなく揃っているゲームはスマホゲーといえど侮れない面白さを秘めているわけですが、今回紹介する「RushFight」もこの3つの要素を持ち合わせたスマホゲーなのであります。
よくいえばヤミツキに、悪くいえば手軽にできるはずなのに時間泥棒になってしまう。そんなゲームです。
動体視力、反射神経を極限まで問われる仕様。お主はどうじゃ?
このゲームは勝って嬉しいとか、脳みそ振り絞って難題を解き明かしてスッキリとか、そういった類のゲームではありません。
一言で申し上げると、ミスして悔しい類のゲームです。
操作方法からして激ムズなゲームとは違い、画面の左右をタップするだけのシンプルな操作性だからこそ謎の中毒性を発揮するといっていいでしょう。
流れるようにやってくるモブをはじめはぎこちなく、やがて慣れてきくるとテンポ良く小気味よい感じでブッ倒していくゲームですが、何事も慣れ始めた頃がもっとも油断しやすく、ミスも連発するもの。
車の運転と同じです。
ミスすればするほどもっと上手くできるはずなのに悔しいなんていいながら、どツボにハマっていくのですよ。
ミスしてイライラしてくることがわかっちゃいるのにヤメられない。つまり面白いってことですね。
せめて…! ゲージがなくなるその瞬間まで
このゲームのワンプレイの終わりは人為的ミスによる自滅、もしくはライフがなくなることで強制終了となる時間的消滅の2択。
たかがワンプレイでも、どちらの結末で終焉を迎えてもそこに残る感情は悔しいという感情のみ。
そこには“手軽さ”を卓越したもう1回、英語でいうなら“One more time”というチャレンジ精神のみが己の指をリプレイに突き動かしていくのです。
人為的ミスによる自滅はその動体視力、反射神経を地道に鍛え上げていく以外方法はありませんが、ライフは延命が可能です。
モブの中にときおり出現するオーラを纏ったモブ。こやつを攻撃できればオーラのカラーに応じてライフを延命できます。
例えばライフの消耗を一定時間フリーズするもの、一定時間オートでモブを倒してくれるもの(指休め的な)、ライフが回復するものなどなど。
どのタイミングでどのオーラが出現するかは運任せですが、こういったゲームは運も実力のうちということで。
本ゲームがリリースされて間もないころ、ちょうどピコ太郎が流行ったこともあってか、それっぽいキャラがいるというのもなかなか日本の流行をわかっているゲームだなあと思うところです。
今回の教訓
1度やりはじめてしまうと気づけば1時間くらいあっという間に過ぎ去ってしまう。
単純なのに3つの要素がばっちり絡んでいると、抜け出せないのがすごいところです。