HADO SUMMER CUP予選①がソプラティコ横浜関内を会場に開催された。
8月12日まで、関東エリアで全4回(本戦出場枠6)、北海道エリアで1回(本戦出場枠1)の計5回に渡って行われるSUMMER CUP予選。
関東の梅雨入り宣言は6月5日から7日あたりが見込まれているが、HADOプレイヤーたちの熱き夏は梅雨入りを待たずして始まった!
予選1位はわちゃごな☆ピーポー、2位にヒュブリス!
2ブロック10チームで出場権を争うこととなった同予選。第1ブロックからはエクスペンダブルズが1位で、和心が2位通過となった。第2ブロックからはわちゃごな☆ピーポーが1位、ヒュブリスが2位でそれぞれ決勝トーナメントにコマを進めた。
決勝トーナメント1戦目、エクスペンダブルズ対ヒュブリスではデバイストラブルによる無効試合などアクシデントが発生したが、11-17、9-10の2連勝でヒュブリスが決勝進出と同時に本戦出場権を獲得した。
続く2戦目となったわちゃごな☆ピーポー対和心戦。わちゃごな☆ピーポー優勢かと見られた試合だったが10-9で1セット目を先取したのは和心だった。
シーソーゲームの展開から9-7と2点リードで続く2セット目を取り返したわちゃごな☆ピーポーが、14-11と激戦となった3セット目も制して、決勝進出を決めた。
予選大会の1位、2位を決める決勝戦はいずれも第2ブロックを勝ち上がった2チームによって争われた。わちゃごな☆ピーポー新メンバーの「ゆうり」選手の活躍もあり、1セット目を14-5で、2セット目を11-6で勝利し、予選①大会を見事優勝で飾った。
デバイストラブルに悩まされた予選試合
本戦出場をかけた最初の予選大会ということもあり、出場チームの気合いの入る様といったら鬼気迫るものがあった。大会運営にトラブルはつきものではあるが、デバイストラブルによる再試合が続くなど運営上の課題が残る大会でもあった。
予選大会2位でSUMMER CUP本戦出場権を獲得したチーム「ヒュブリス」所属のアンディ氏は、この件に関して「ヒュブリスが関係する試合でデバイストラブルが発生する割合が多かった。このチームにはなにかしらあるのではないか」と語っていた。
ちなみにチーム「いとわズ」所属の社長においても、試合中にデバイストラブルが発生していたようだが、勝敗を左右する要因にはなり得なかったのでここでは言及を避けることにする。
いとわズ、ボコボコにやられる
さて、当チームも初めて本戦出場権をかけたSUMMER CUP予選大会にエントリーしたが、結果はボッコボコのけちょんけちょん、惨憺たる結果であった。
BEGINNER’S CUP#2覇者のカブト虫氏は対戦表が公開されたと同時にこのようなツイートを発信していた。
和心、いとわズは、ワンチャンあるのでは
— カブト虫🐝 (@kabutomushi2828) 2018年6月3日
そのように評価いただけていたことは素直にありがたいものだったが、現実というのは思いのほか厳しい。とはいえ、普段の練習ではなかなか得ることのできない経験ができたことはこれ以上ない収穫になったともいえる。
大会終了後、我々に「僕らも初参加から半年くらいはどの大会でも全敗でした」と、声をかけて気遣ってくれたチーム「和心」。
ほかのスポーツではあまり見られないチーム外交流の多さもHADOの魅力なのだと改めて再認識できたところで、次の予選ではまず1勝を目標に、圧倒的に若者世代が多い中で、おっさん達の希望の星になるべく精進していこう。