日本で携帯電話が普及して20数年。今ではすっかりスマホに取って代わられ、いわゆるガラケーは過去の遺物となりつつあるわけですが……14日放送の「スッキリ!!」では、アラフォー・アラフィフ世代には懐かしい「ほぼ絶滅の携帯カルチャー」を特集していました。平野ノラの「しもしも〜?」で若い世代にすっかりおなじみになったショルダーホンが登場したのは1985年。当時はまだまだ一般的ではなかった携帯電話ですが、1990年代に入って小型化され、一気に普及しました。若者でも割りと気軽に持てるようになったことで、さまざまな“流行り”が生まれたわけですが、それらもすでに過去のもの。
電話番号などアドレス交換を簡単にできる機能で、合コンなどでは大活躍。携帯電話をかざし合う男女の姿は街中でもよく見られましたが、これって日本独自の機能だったんですって。
いやー、ありました! 当初は単音しか鳴らなかったんですが、1音1音、自分で入力して短いメロディーを作ったものです。ヒット曲のメロディーを入力するためのマニュアル本なんかも売れましたね。
そうそう! 恋人とのプリクラをベタベタ貼っている人もいれば、中にはひっそりと電池パックの裏側なんかに……。
新品に付属されていたんですが、キャラクター商品なんかも売れましたねー。女子高生たちの間ではジャラジャラとたくさんのストラップをつけるのが主流になっていました。ちなみにこれも日本で誕生した文化だそう。当時の携帯電話はレンタルが基本で、所有権は電話会社にあったため、落として破損することを阻止するために付属されていたんだとか。
ひー! 懐かしい! 現存するガラケーでもほぼ見られないんじゃないかと思いますが、当時はまだ電波が不安定だったため本体のアンテナをいちいち伸ばして通話していたもんです。
「バリ3」なんて言葉が一般的に使われていたのもこの頃。電波を求めて窓側に移動してみたり、振ってみたり……。