こんな僕でも手からアレが出せました。
新年明けて、気づけば1月も残りわずかとなりました。行く月とはよくいったもので、このままだと逃げ月、去る月と2018年も2017年の二の舞いになってしまいそう。
今年こそ良き「ものがたり」を作りたい…そんな想いを胸に秘め、編集部会議で提案したのが「HADO」であります。
やりたい!…編集長とはいえ一個人の願望を「いとわズ」に持ち込むってどうなんだろうという半年ほどの葛藤、できないことへの欲求不満が爆発寸前の状態で提案したわけです。
蓋を開けてみると編集部内は興味津々のご様子。なんだよ、もっと早く提案しておけばよかった…。
HADO、それは間違いなく我々が忘れかけていたあの頃を思い出させてくれるスポーツだった
「かめはめ波」なら5度くらい、「波動拳」でも1度くらいは憧れた時期があるでしょう。特に男性は。
出すことなど叶わないとはわかっていても、自分なら出せるんじゃないか。そんな淡い期待を胸に、こっそり自室で練習してたり。…まあ、出ないんですけどね。
しかし、技術の進化とは早いもので、よもや自分が生きているうちに手からアニメのような攻撃を繰り出すことができる時代になっていたということを、20年前の僕は想像すらしていなかったでしょう。
当時多くの男の子らが憧れ、思い想いに体得のために費やした時間は断じて無駄ではなかったのです。
さて、我々が昔見た夢を現実のものにしてくれるコンテンツの存在を知ったのは本記事公開のおよそ半年ほど前のこと。それとの出会いはまったくの偶然。横浜ノースポート・モール内イオンシネマにわが子を引き連れ(編集長は横浜住み)、映画「それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!」を観に行った帰り、ゲームセンターで一際目立つ大きなスペースがあることに気づきました。
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…HADO?
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そのときはプレイヤーが誰一人おらず、どんなゲームなのかイメージが掴めなかったというのが正直なところですが、何か感じるものがあったのか、気になって帰宅するやすぐにHADOについて調べることにしたのです。
最初に見たのはおそらくこの動画。HADO WORLD CUP 2016なるもので、ヘッドセットを装着した3人組のチームが、これまた3人組のチームと光の玉の撃ち合いをしていらっしゃる。
この動画を目にした瞬間、これはまさしく我々が幼心に抱いた憧れはすでに実現のものとなっていたのだということを認識したのです。
波動を放って戦うテクノスポーツ「HADO」
夢物語だったゆえ、前置きが長くなりすぎましたが「HADO」とはそのフレーズから察する通り、エネルギーボールを敵に放ち、より多くスコアを獲得したチームの勝利となるテクノスポーツです。
ざっくりと説明すると頭にヘッドマウントディスプレイ、利き腕にアームセンサーを装着した状態で、80秒間という限られた時間の中、フィールドを駆け回りながら敵に向かってエネルギーボールを放ち、見事敵にヒットさせることができれば得点を重ねることができるというもの。
どんなイメージなのかはこちらの動画をご覧いただくのが最も手っ取り早いでしょう。
手から放たれるエネルギー、迫り来る弾幕、攻撃を防ぐためのバリア、ヘッドマウントディスプレイから見る世界はまさに幼き日に夢見ていたイメージそのもの。これがスポーツとして取り組めるっていうんだから、ぜひとも皆に体験してほしい、そういう思いもあっていとわズ編集部でまずは体験してみることにしました。
僕を含めた編集部員4名でHADOを体験してきたわけですが、個人的に半数がHADOに興味を持ってくれれば僕の勝ちだと思っていました。しかし、実際のところどうやら全員がHADOへの愛に目覚めたようです。
HADOの基本ルールと遊び方
HADOの基本ルールとプレイ方法について簡単に解説させてもらいます。
●基本ルール
- 1バトルは80秒
- チームメンバーは最大5名、バトルは最大3 VS 3
- バトルフィールドは10m×7m(プレイヤー移動範囲はセンターラインを隔てた5m×7m)
- プレイヤーのライフは4枚の羽となっており、すべて撃ち落とすと1ポイント
●プレイ方法とポイント①(攻撃)
- パンチする要領で手を前に突き出してエネルギーボールを放つ
- エネルギーボールを放つにはエネルギーチャージが必要
- チャージするにはアームセンサーを上に(手を上に)上げておく必要がある
- 満タンチャージで1度に5発まで放つことができる(チャージ途中でも攻撃は可能)
●プレイ方法とポイント②(防御)
- 手を下から上に振り上げるとバリアが出現
- バリアを出すにはアームセンサーを下に下げてチャージする必要がある
- バリアは1プレイで3回まで発動が可能
- バリアは敵から攻撃を何度か受けると消滅する
- バリアは自分や味方の攻撃に触れても影響されない
といったところでしょうか。
あくまでこれは基本であり、ここに戦略性やスキルカスタマイズといった要素を絡めていきます。
攻撃特化型・防御特化型などスキルカスタマイズが楽しい
HADOでのバトルはチームの動きが重要になるのは当然ながら、スキルカスタマイズが勝敗を大きく左右してきます。
HADOでは①ボールの速さを強化する、②大きさを強化する、③チャージの速さを強化する、④バリアの耐久度を強化するなど、プレイヤーのプレイスタイルに合わせたスキルカスタマイズを行えることが魅力です。
プレイヤーは1人10ポイントのスキルポイントを持っており、初期段階では上記のスキルにそれぞれ1ポイントずつ割り振られています。残り6ポイントを好みに応じて割り振ることで、戦略性を深めたバトルを楽しむことができます。
ボールスピードに特化するとボールは小さくなり、ボールが大きくなるとスピードは遅くなりなど、偏らせるか、バランスを取るかも悩ましいポイントであり、HADOの奥深さを感じるポイントです。
HADO、それは夢物語だ!
さて、そんなわけでHADOに夢を見たいとわズ編集部は、夢を夢で終わらせないために、満場一致でHADOを追いかけることを決定しました。
まずはHADO体験会で実際にHADOを体験した編集部員のレポートから、HADOに迫っていきたいと思います。
HADO体験会レポート更新しました
体験会に参加したいとわズ編集部員によるレポート記事を更新しました。下記よりそれぞれのHADO体験をご覧ください!
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