漂う世紀末感…。
このゲームがどんなゲームなのか、端的にまとめると手持ちの武器を駆使していかに死ぬことなく、ゾンビから逃れることができるのかというゲームなのかな(ですと言い切らないのはいまいち理解できていない証拠)。
シルエット風に表現された空間をオートランで駆け抜けるわけですが、キャラクターめがけて四方八方から襲いかかってくるゾンビをどれだけ適切に処理できるかが、どれだけ長く生き残れるかを左右します。シンプルなゲームなのに思っている以上に難易度高し!
ゾンビのくせに素早い動きで襲ってくる
ゾンビってよほど特別なゾンビでもないかぎり、素早さがあってはダメだと思うんですよ。足の速いゾンビなんてのは三流以下です。一流のゾンビはやっぱりゆっくりと、時間をかけて襲いかかってくる、そんな存在でなくっちゃ!
そういう意味ではいくらストアの評価が高くとも、B級の域を超えることはできません。ちなみにこのゲームのユーザー評価は★4.1と高め(7月18日記事執筆時点)。このゲームがこのような評価を獲得している理由として考えられるのは、単純にスピード感、爽快感において気持ち良いプレイが実現できているからだと勝手ながら考えます。
先述した通り、本ゲームはいかに生きて走行距離を稼げるかというのがポイントなわけですが、そんなプレイヤーを足止めすべくゾンビが行く手を阻むのです。プレイヤーの前後からゾンビが襲いかかってくるのはもちろん、フィールド全体のいたるところからゾンビが急襲します。
特に奥や手前から襲いかかってくるゾンビに狙いを定めて銃撃するというのは、操作に慣れるまではなかなかに難しいポイント。といっても、襲ってくるゾンビをタップすれば、その方向に向かって銃撃するんですけどね!
運悪くゾンビに補足されてしまったら、食われる前に物理攻撃で抜け出すために、バンバン画面をタップしていきます。体力は有限ですからね。画面左下のライフがゼロになったらその時点でゲームオーバーです。
また、銃口はなにもゾンビにだけ向けるものではありません。時折出現する銃弾などのアイテムをゲットするために発射させることもあります。さらに、ゾンビだと勘違いして一般人を誤射するためにも使います。だってこのゲーム、ゾンビなのか一般人なのか、パッと見だと見分けつかないんだもの…。
その奥行き、ゾンビだけのためではない
走行ライン外から容赦なくプレイヤーめがけて襲ってくるゾンビですが、その奥行きは彼らのためだけに存在しているわけではありません。
[yoko2 responsive]
[cell][/cell]
[cell][/cell]
[/yoko2]
行き止まりに直面した際に、上方向だったり下方向に方向転換して逃げることだってあります。この視点の切り替わりがプレイに幅をもたせている気がしないでもない。
まあ、自動で切り替わるんでこちらでどうこうできるわけではないですが、視点切り替わりは唐突に始まることもあり、緊張感を保ってプレイできます。
どこまで生きて走り続けることができるのか、腕試ししてみるとそこそこ楽しいゲームです。