デキる人材を常に探しているのはどこも同じ。
弊社もしょっちゅう求人を出していますが、この業界で働きたいという人はなんだかんだで多いらしく、応募数はかなり多いんです。
うちくらいの規模でも倍率は相当なもので、100倍を超えることもざら。
それなのに、「もうちょっと熱意を示そうよ……」という人や、中には「数撃ちゃ当たるくらいにしか考えてないんじゃ……」と言いたくなる残念な人もいたりします。こっちにはちゃんと伝わるから、皆さん本気で自分をプレゼンして欲しい。
そこで、そんな「残念な例」を、できるだけ具体的に解説。不採用の理由とともにアドバイスします。
これを読めば、マスコミ業界の就職にきっと役に立つはず!
【CASE05】
履歴書の写真が卒アルの写メ(34歳男性)
これは失礼ながら笑ってしまいました。
僕は、というか弊社は、無難であることにあまり価値を見出だせません。
でも、履歴書の写真だけは普通でいいと思うぞ。いかにも就活な写真には特別魅力も感じないかわりに、絶対マイナスにはならないから。
でも、普通じゃない写真の人、いるんです。
一番多いのが、信じられないかもしれませんが、スナップ写真。もちろん誰かと一緒に写ってるようなやつは見たことありませんが、自分だけが写ったスナップならOKという判断基準があるんでしょうか。
全身が入ったものから、ピースしてるものまで様々。40代半ばの女性で、履歴書の写真がスナップで、ご丁寧に目が大きくなってる人もいました。ふざけてるのか真面目なのか本当にわからん…。
で、この人。
さすがにスナップや自撮りじゃまずいと思ったんでしょう。でもちゃんとした写真を用意する余裕もない。どう考えたか。
ちゃんとした格好で写った代替写真を探した結果、卒業アルバムの写真をさらに写真に撮って使うという(笑)。
卒アルじゃなく、なにか別の写真付き名簿だったのかもしれませんが、いずれにせよ明らかに印刷物。
いやあ、考えましたな。これも、ちゃんと綺麗に加工してくれたのなら良かったのかもしれないんですが、ちょっと反射してしまって「写真の写真」であることが丸わかり。むしろ気付いて欲しかったんでしょうか。
もちろん、この写真が原因で不採用になったわけではありません。むしろちょっと面白かった。
ただ…「ツッコミ待ち」はありだと思うけど、別に写真で攻める必要なくない? でも笑っちゃったんだからアリなのかなあ…。
いかん、わかんなくなってきた。