HADO 2018 CLIMAX SEASONの戦いがスタート!

【野球愛の無駄遣い】「球団初CS進出の立役者」須田幸太と「不動のセンターになるはずだった男」荒波翔

photo by shi.k

ここ数年、クライマックスシリーズのおかげでありがたいことにシーズン最終盤のこの時期も野球を楽しませてもらっている。思えば4~5年前までは秋はどのチームより早く来季に向けたオープン戦に突入していたっけ。秋どころか初夏くらいにオープン戦に入った年もあったな。

秋はしかし別れの季節でもある。今年は特に寂しい話題が多い気がする。先日も加賀繁投手と後藤武敏内野手が現役を引退。横浜スタジアムの今シーズン最後の2試合が2人の引退試合となった。

元横浜ということでいえば、村田修一も今年現役生活にピリオドを打っている。もっとも、村田に関しては東京ドームの巨人vs横浜で引退セレモニーを行う必要があったのかどうか。両チームとも古巣ではあるが、いい形でチームを去ったわけではないのはご存知の通り。気まずさがなかったと言えば嘘になる。

なんなら、村田はセレモニーで横浜ファンに謝罪までしてしまった。横浜ファンの心理を慮ってのことなのはわかるけど、このタイミングで謝罪されてもこっちが困る。どうせやるなら、いろいろ蒸し返さずにすっきり「お疲れ様」と言えるようなセレモニーにして欲しかった。

球団初のCS進出は須田なくして成し得なかった

閑話休題。そして新たに、須田幸太投手と荒波翔外野手が戦力外を通告された。ここでも書いたが、横浜は毎年のように新戦力が活躍している。それはつまり、チームの新陳代謝が活発だということ。自ずと競争は激しくなり、それに敗れる選手も多く出てくる。

今シーズン途中に白崎浩之がトレードで放出されたときは、ライターの西澤千央氏でなくてもそりゃ泣いたよ。もっとも、トレードの事実以上に西澤さんのコラムに号泣させられたのだけど。

須田は、2010年のドラフト1位だ。いつまでも「期待の選手」だったのは白崎とも重なるが、ラミレス1年目の2016年は中継ぎとして投げまくり、球団史上初のクライマックスシリーズ進出に大きく貢献した。去年は不安定なピッチングが多く、正直あまり信頼度も高くなくなっていたが、いざ戦力外という話を聞くとつくづく厳しい世界であることを痛感する。

だいたい、今の横浜の中継ぎ陣は全体的に信頼感が薄いじゃないか。一時期は、三嶋も三上もエスコバーも砂田もバリオスも、まったく抑えてくれる気がしなかった。「絶対点取られるよ。ほら」と何度言ったことか。であるなら、2016年の実績がある須田もまだ十分戦力なのではないか。ことごとくチームを救った姿が鮮明に残るだけに、なんかちょっと戦力外通告を早まった気がしてならない。

不動のセンターとして君臨するはずだった荒波

荒波は2010年のドラフト3位。須田と違い、2年目には頭角を現しゴールデングラブ賞を獲得している。翌年も2年連続となるゴールデングラブを獲得し、押しも押されもせぬ外野の主力となった。端正なルックスに、シュッとした感じ、そして横浜高校出身。長く横浜の顔となってくれそうな匂いがしたものの、その後怪我もあって出番は激減してしまった。なにせレギュラーを争ったのが桑原や梶谷だから。

とはいえ、そこそこの打撃力と走力、そして抜群の守備力があるのは誰もが知っている。「出番さえあれば活躍してくれる」安定の控え選手として認識していた人も多いだろう。それが代打で結果を出せないなど打撃力に翳りが見えてきたことは知っていたが、そして度重なる怪我があることも知っていたが、戦力外とは。

まだまだやれる力はあるだけに、守備力はまだ一級品であるだけに、そして乙坂が正直パッとしないだけに、荒波についても残念でならない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です